2025.09.05 心地よい
今日の「森のおんがく会」は昨年度にもいらしていただいた大河原町でピアノとハープの教室をなさっておられる石塚希さんにいらしていただき、未満児、以上児2回公演でハープの演奏を聴かせていただきました。コンサートが始まる前の調律とリハーサルの際に広場にやってきた0歳児もも組のO君とSちゃんは初めて見聞きする不思議な楽器とその音色に驚いたのか興味が湧いたのか目をまん丸にしてハープを見ていました。子どもたちが知っている曲を含め年齢にあった数曲を演奏してくださったのですが、♪「ゆりかごのうたをカナリヤがうたうよねんねこ ねんねこ ねんねこよ」の歌詞で有名な「ゆりかごのうた」の演奏が始まるとSちゃんは心地よいメロディとハープの音色に本当に眠ってしまったというのです。また、2歳児りんご組の子どもたちからコンサートの途中で「ドラえもん」のリクエストが入った際には、少々困惑したながらも笑って演奏してくださったことにプロの凄さを再認識させていただきました。
一方、以上児のコンサートでは石塚さんが演奏途中で上げ下げするレバーに気付き「なんでそこ動かすの?」と質問するなど未満児とは違うことにも目を向け、また繊細な音に耳を傾け静かに聴かせてもらっていることが伝わってきました。ちなみに、子どもたちが興味関心を示したレバーですが、そのレバーを上げ下げすることで、♯や♭など転調することができるようになっていること、また小指は使わず8本の指だけで演奏することなども教えていただきました。 レバーを上げ下げすることで、♯や♭など転調することができます。曲によっては演奏中に上げ下げを行わなければならないのですが、何事もなく行っていることが神業に見えてしまいました。
ハイハイが上手になり行動範囲が広がったO君、そして朝登園して来る時にはお母さんに抱っこされながら手を振ってくれるだけですが、保育室や廊下では笑顔で反応してくれるだけでなく、今日はSちゃんから近づいてきてくれてハイタッチをしてくれました。