2023.12.12 まだまだ先だと思っていますが・・・。
今日は久しぶりに朝から音を立てて雨が降りましたが、この雨ももう少し季節が進むと雪へと変わるのでしょう。こんな朝を迎えると、昨日の朝、この冬初めて園舎上空を鳴きながら飛んでいた白鳥や、この頃めっきり見かけなくなった(当たり前に見られないのが当然でしょうが)カモシカの親子はどうしているだろうと心配になるものです。正面玄関の前も水が溜まり、南園庭は水溜りや川のレベルを超えて湖のように水を蓄えていました。そんな湖でひと遊びしてから保育室へ向かう子どもたちが多く見られましたが、結構な深さのところもあり、履いてきた長靴では靴の中に水が入ってしまいます。そこで、スコップを持ち出しマンホールから雨水を排水し、南園庭から森へ水が流れるように川づくりをするなど童心に帰って作業することができました。
さて、こども園のクリスマス祝会は終わってもクリスマスまでにはまだ時間があります。そのため保育室にはアドベントカレンダーなど様々な飾り付けがなされています。1歳児ぶどう組の保育室には帽子のように被ることができるクリスマスツリーらしき制作物が天井からぶら下がっていて、可愛らしくもあり何だかとても不思議な空間が感じられます。そんなアドベント期間中だというのに、早くも5歳児ひかり組の子どもたちは修了式に向けてガウンを着て写真撮影を行いました。僕も普段付けることのないネクタイを締め、スーツを着ての子どもたちとの集合写真撮影となりましたが、子どもたちが「園長先生『しゃちょう』みたい」と言って笑っていました。とことが、それ以上に、複数の先生たちがいつもと違う僕の姿に驚いたようで、二度見・三度見して笑いを堪えニヤニヤしていました。以前勤めていた幼稚園ではスーツ姿の僕を見ると、なぜだか子どもたちから「ぶ〜ちょう!ぶ〜ちょう!」と声が上がり、保育園では「園長先生、今日はお仕事?」と聞かれました。何はともあれ、修了式はまだまだ先のことと思っていることもあり、何だかピンとこないのですが、その日を迎えた時のことを考えた途端、幼稚園時代から歴史と伝統のある森のこども園の園長が僕で良いのか(良かったのか)身震いしてしまいました。