2025.07.29 こんなに!?
何日間まとまった雨が降っていないでしょうか?畑の野菜も田んぼの稲も水を与えないと枯れてしまうような天気が続いているため水やりが朝の一仕事になっています。そんな朝の時間帯に2歳児りんご組の子どもたちが畑に出かけ嬉しそうにオクラやピーマンを収穫していました。
一方、植え付け前の土づくりから関わってくれているYさん(畑の先生)が畑の様子を心配し来園してくれました。早速畑に足を運んでもらったのですが、今にも枯れてしまいそうなきゅうりや花は咲いているけれど実が大きくならないインゲンやナスの様子を見て「厳しいなあ〜!」と呟きます。しかし、ここまで枯れず・枯らさず育ててきたとの思いもあるので、草が生えることと土の乾燥を抑えるために敷いてあったマルチシートを剥がして肥料を施し、水を与えてみることにしました。結構な時間ホースで根元に水をかけたのですが、根本の土を掘ってみたところ、湿っているのは表面だけでほとんど水が染み込んでいません。その様子にY先生もびっくりで「園長先生見て!こんなに乾燥してる。これじゃ肥料が浸透しないからダメだ。根元を掘って肥料を入れてたっぷり水をかけよう」という判断にいたり、作業をやり直すことになりました。その間も容赦なく照りつける太陽の日差しと暑さでこんなに汗ってかくんだと言うくらい汗が吹き出し、畑の土とは正反対にシャツが汗だくになりました。
昼食を挟み午後の作業前に今度はエンジンの回転数が上がらなくなってしまった草刈機(仮払い機)の修理作業に取り掛かってくれました。自動車の整備士という一面も持つYさんは手際良く修理作業に当たってくれたのですが、症状は変わらず、「もう少し詳しく見てあげるから今日持って帰るね」ということになってしまいました。これで、森の刈り払いはしばらく先になりそうです。
子どもたちがお昼寝を終える頃からはりんご組の子どもたちの身長と変わらないくらい(稲のような高さ)に伸びた畑の草取りもしてくださったのですが、汗だくになりながら作業を続けてくださるYさんの体調が心配で時々休憩と水分補給をしていただきましたが、あっという間にこんなにあったの?と思うくらいの高さに積み上げられた草にびっくりでした。
Yさんんが無農薬で育てているという野菜も軽トラに載せてきてくださいましたが、喜んでお買い求めになってお帰りになる保護者の方々が大勢いました。野菜嫌いの子どもたちでも「Yさんの野菜」というだけで喜んで食べるという声も聞かれるほど美味しい野菜です。
昨日見に行った時には付いていなかった養蜂箱の入り口に取り付けられていたゲート。きっと天敵であるスズメバチなどから守るためのものなのでしょう。
僕が時々身につけているエプロンそっくりということに気づいた3歳児にじ組のSちゃんが「園長先生」と言っていたというおもちゃ!言われてみれば本当に似ているような・・・。子どもたちって本当に様々なことに興味関心を持っていることを再認識させられ、まだまだ足りませんが、子どもたちの前に立つ者、模倣の対象者として相応しくありたいと思いました。
Contents
- 2025.07.29 こんなに!?
- 2025.07.28 夏の虫たち
- 2025.07.25 変わらない!?
- 2025.07.24 お願いですから・・・
- 2025.07.23 大暑の対処
- 2025.07.22 なんてこと!?
- 2025.07.18 夏が始まった合図
- 2025.07.17 こども園の風物詩
- 2025.07.16 大変!
- 2025.07.15 ぜひ、森のこども園へ