2024.07.05 願い
来週の今日、金曜日は5歳児の子どもたちが話し合いを重ね準備をしている“キャンプ”の日です。子どもたちも先生たちも楽しみにしている一方で、緊張と不安も大きくなっていることと思います。年々異常と言えるような暑い夏となっていることも考慮し、今年度は日程を早くしましたが、キャンプの準備と並行し、水遊びや七夕の制作(飾り付け)も行うなど担任も大忙しの毎日だったはず。しかし、保育室に様子を見に行ってみると子どもたちは思い思いに遊びを楽しみ、また、担任の先生たちは短冊に願い事が書かれた笹を飾ってあげていました。短冊に書かれていた願い事(鏡文字はありましたが)がしっかりしたものばかりで、思わず吹き出してしまうような願いが見当たらず、物足りない気がしたほどです。そうかと思えば、TちゃんとMちゃんは自分たちが笹になったつもりなのか、紙に飾りをぶら下げ「園長先生写真撮って!」とリクエストしてくるほどご機嫌でした。また、椅子を複数重ねるなどしないと積み上げることができないほど上手にカプラを積み重ねて遊んでいた女の子たち。どこまで高くなるか期待していたところ、数分後、皆が驚くほど物凄い音を立てて崩れ落ち茫然とする様子も見られました。それでもその表情は結構な高さまで積み上げられたという満足感に溢れていました。
園庭では今日も複数のクラスが水遊びを楽しんでいましたが、築山の上に何やら白いものが落ちていたので確認しに行ってみたところ、ゴミではなく、どうやらカメの卵の殻のようなのです。ミドリガメは産卵して65~75日間で孵化すると言われているようですので子カメが生まれたのではなく何らかのことで掘り起こされてしまったようです。また、食べごろに育ったきゅうりやインゲンも何者かに食べられている痕跡がありましたが、これも自然の摂理ということでしょう。
さて、先月始まったコイノニアは本日、0歳児もも組で全て終了となりました。今日のコイノニアにもお父さんの参加もあり、子どもたちの給食の様子もご覧いただくなど、日々の保育の一貫や成長した姿もご覧いただくことができたと思います。これからも園の子どもたち皆が健やかに成長していってくれることを願うものです。