園長ブログ

森のものがたり~今日のこども園~

2024.07.18 順調順調!

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お米ができるまでには88もの手間がかかるという意味から「米」という漢字は「八十八」という文字からつくられたといわれています。それには農耕馬や牛を使って田植え前の作業するところも入っているのだと思いますが、機械化が進んだ現代、その数(手間)は比べ物にならないほど減ったことでしょう。

一方、田んぼの先生であるくりこま高原ファームのKさんはこども園の稲の育ちを心配してくださり、今日も様子を見にいらしてくださいました。Kさんの田んぼの稲に比べると葉の色が薄いとのことでしたが、田植えをした時、5本だっだ苗が分蘖し5倍の25本にまで増えていたため「多分大丈夫だと思うけど、ちょっと確かめてみましょう」と大きく育った株の中から一本の稲を抜き取りカッターを使い育ち具合を確認してくださいました。すると「ほら、これがお米の赤ちゃん!」と言って細〜い筆先のようなお米の赤ちゃんを見せてくれました。この後も順調に育ってくれることを願いながら、今日ご指南いただいた今後の関わり方を欠かすことなく取り組んでくれることでしょう。

 

さて、明日は一学期の終業式を迎えます。ほぼ1ヶ月前の6/14、5歳児ひかり組の子どもたちが仕込んだ味噌が、熟成庫(ホールの倉庫)の棚で良い香りを漂わせ始めています。そんなこともあり、そろそろ味噌の熟成のために天地返しをする時期を迎えたと言うことになります。明後日から夏休みに入る子どもたちもいるため、一斉にとはいかなそうですが、こぼしたりすることなく上手に作業をして欲しいと思います。天地返し

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