園長ブログ

森のものがたり~今日のこども園~

2023.11.24 遠い記憶

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 今晩から急に冷え込み仙台でも初雪が観測されるかも知れないとの予報が出ていますが、日中は日差しが降り注ぎ気温も上昇したことから、1歳児ぶどう組の子どもたちは最近頻繁にやってくるカモシカが来ていないか確かめるためフェンスに並んで隣接する森を眺めていたり、砂の増えた砂場での砂遊びやサッカーを楽しむなど子どもたちはいつもと変わらず外遊びに興じていました。

さて、学内の多くの木々(紅葉樹)が先日の風で随分葉を落としてしまいましたが、こども園のロータリーから見える中高の校舎を覆い隠すように育った大きなケヤキは何故だか未だにたくさんの葉を付けたままです。今朝そのケヤキたちが風に吹かれユラユラと大きく揺れる様子を見てこれまで何度となく再放送された、テレビアニメ「アルプスの少女ハイジ」のある一場面を思い浮かべました。それはアルプスの山で暮らしていたアーデルハイド(ハイジ)がフランクフルトの大富豪ゼーゼマン家の1人娘クララの相手として大都会で過ごすことになります。しかし、住みなれた山や大好きなおじいさんへの強い思いから毎晩アルプスに帰った夢を見るようになります。その夢、アルムの山小屋の前に立つ木が風で揺れるシーン(僕の記憶ですが)とケヤキが揺れるシーンが何故だか重なったのです。それは、日々森のこども園で過ごしている子どもたちが自然が感じられないビルに囲まれた中での園生活を強いられたら・・・。ということを考えていたからのように思うのです。そろそろ白鳥たちがV字飛行して丸田沢に飛来してくる様子を見上げることができるかと思います。カモシカとの遭遇を含め子どもたちの記憶の中にしっかりと残ってくれることを願わずにいられません。

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