宮城学院女子大学附属認定こども園　森のこども園

いつもであれば鳥たちの囀り（会話が）響く玄関前で子どもたちの迎え入れをしている時間、どこからともなく話し声が響いてきます。それほど大きな声でなかったこともあり、気づいた方は少なかったのですが、いったい誰がどこで何を話しているのか耳をしまして聴いてみると屋外スピーカーから中高で行われている、英語での朝の礼拝の声が聞こえていることがわかりました。どんな話をしているのか頑張って耳を澄ましてみるものの残念なことに簡単な単語しか理解できず・・・。それでも、聖書の話が語られていると思うと、特別な朝を迎えたように思いました。

そんな中、今日の親子ウォーキング・コイノニアの日を楽しみにしていたひかり組の子どもたちが嬉しそうに登園してきました。この日のために担任二人は遊歩道の下見を重ねて（カモシカに遭遇する嬉しい出来事もあったそうです）ルートを決定し、くじ引きをして赤と緑の2つのグループを作り、昨日のうちにクイズ問題を設置してくれました。そんな下準備が無になることがない天気となり、帽子の像の前で礼拝（祈り）を守り、諸注意を確認して出発となりました。2つのグループに分かれての遊歩道の散策は例年（これまで）と違う初めての試みでだったため、担任たちは少々心配なところもあったようですが、測ったかのようにピッタリのタイミングで休憩地点で合流することができ、水分補給とおやつを食べ、保護者の方々が子どもたち以上に子どものような表情で水辺のブランコに揺られた後、再出発！その間、丸田沢で、お行儀よく甲羅干しをしている亀たちを見たり、まだ柔らかいクマ笹を摘んでかじってみたりしながら歩きました。何人かのおじいちゃん、おばあちゃんも参加してくださいましたが、同じグループの皆さんが「大丈夫ですか？」とか「気をつけてください」「大丈夫ですよ！」と声をかけてくださる素敵な光景がたくさん見られました。そんなこともあり結構なアップダウンがある遊歩道でしたが誰一人リタイアすることなく、ゴールのこども園まで歩くことができました。普段使うことの少ない筋肉を使ったことで筋肉痛になんてことがあるかも知れませんが、それもいい思い出になってくれることでしょう。ご参加くださった保護者の皆さんに感謝し、お休みとなったF君が元気になることをお祈りします。