園長ブログ

森のものがたり~今日のこども園~

2024.12.12 感謝!

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まずは自分で聖書を読みクリスマスの出来事を理解・確認することから始め、子どもたちと数週間かけて話し合いを重ね今日のクリスマス祝会を迎えました。自分たちの慣れない小ホールに大勢の保護者をお迎えして行うクリスマスページェントは担任も子どもたちも緊張と不安があったことでしょう。初めてのクリスマスの出来事を伝えるということに使命感を持ち、数週間かけて讃美歌やセリフを覚えるなどして作り上げたページェントも始まってしまうとわずか40分で終わってしまいます。しかし、その40分が子どもちにとっても、担任にとってもかけがえのない充実感と達成感を味わうことのできる(できた)時間だったと思います。そして、その姿をご覧になってくださった保護者の皆様にはクリスマスの出来事と共に子どもたち、先生たちの思いが伝わったと思っています。ページェットを終え、多くの子どもたちが降園した後、園に残った5歳児ひかり組の子どもたちは緊張から解き放たれたという様子ではなく、当たり前のことを終えたという様子で保育室で遊んでいました。そんな子どもたちにハンガーに衣装をかけてもらう手伝いをしてもらったのですが、自分が演じた役の衣装ではなくても何の役の衣装なのか、しかも誰が着ていたかまでしっかり覚えていて、友だちの名前が書いてあるハンガーを「はいこれは◯◯君・◯◯ちゃん」と言ってハンガーを渡すとその役の衣装を探し、ハンガーにかけ、その衣装をハンガーラックにかけてくれるのですから驚きでした。それもこれも、壁に貼られていた“32にんでこころを1つにしてたのしくしんけんにおいわいする”の合言葉!?の成果なのかも知れません。

さて、4歳児そら組の子どもたちは聖歌隊に徹してくれましたが、今年の経験が間違いなく来年度につながって行くことと思います。何はともあれ、初めての小ホールでの祝会は、フロアの使い方、保護者の皆さんの席について、登園時間等についてなど反省や課題は様々感じられましたが、新たな取り組みは来年度以降への大きな一歩になったことは間違いないと思っています。明日はこども園の広場(ホール)で0・1・2・3歳児クラスのクリスマス祝会を行いますが、明日も無事終えることができるように願います。

最後になりますが、年末のご多用の中、今日の祝会のためにお時間を作ってくださりいらしてくださった保護者の皆さん、ページェントを作ってくれた子どもたちと担任の先生、担任をサポートしてくれた先生たちに感謝します。また、今日を楽しみに準備をしていたものの、今日お休みだったひかり組のSちゃんのために祈ります。

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