2024.10.28 怖くないよ!
1歳児ぶどう組では今月末の🎃Halloweenに向けて自分の手形を使っておばけのお面を作ったようで、職員室に「おばけだぞ〜」と言いながら驚かせに来ました。ところが、お面はもとより笑顔の子どもたちからは怖さなど微塵も感じられず、それどころか可愛らしくて可笑しくなってしまいました。どうやら今日はリハーサルだったようで、30日に「Trick or Treat!」と言いながらやってきてくれるとのこと。その時も間違いなく怖いおばけにはなることなくやってくるかと思いますが、しっかり怖がってあげなければ・・・。
さて、5歳児ひかり組の子どもたちが「園長先生ちょっときて!大きな毒蜘蛛がいるの」と朝から大慌てで僕を呼びにきます。しかし、国内にはほとんど毒蜘蛛はいないこと、そして礼拝の時間が迫っていたこともあり「じゃあ、後で見にいくから捕まえて逃げられないように箱か何かに入れておいて」とお願いし、礼拝後「蜘蛛見に来たんだけどどこにいるの?」と保育室に見に行きました。すると、「ここだよ!でも、今、S君が潰して死んじゃった」というのです。皆が指差す方を見ると、そこには確かに身動きしなくなった地蜘蛛(ジグモ)が床に横たわっているのです。それを指で摘み上げ「ほら大丈夫だよ」とそれまで入れられていた容器に入れてあげたところ、皆「えっ〜!大丈夫なの?」と大騒ぎ!それもこれも、益虫であっても、蜘蛛の見た目も相待って悪い生き物として捉えられていることが原因なのかと思います。見た目といえば、森のうんどう会の日、子どもたちにプレゼントした羊毛のひつじ、4歳児そら組のAちゃんのそれは飼い猫のおもちゃになってしまい重症状態でやってきました。早速緊急オペを行い事なきを得て退院となりました。こんなことが可能なのもプラスチックとは違う羊毛の良さなのでしょう。
最後に、つい先日、絵本「ぐりとぐら」シリーズなどで有名な中川李枝子さんがお亡くなりになったばかりですが、今度は「ねないこだれだ」や「いやだいやだの絵本」「おばけのてんぷら」「ルルちゃんのくつした」など、数々の絵本を世に送り出した、せなけいこさんがお亡くなりになったという悲しいニュースを知りました。ご冥福を祈ります。