園長ブログ

森のものがたり~今日のこども園~

2024.09.06 喜びの日

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明治19年(1886年)9月18日、この日が宮城学院の誕生日で間もなく138歳を迎えることになります。今日はその創立(誕生日)を祝う創立記念礼拝を守るために全園児が礼拝堂に出かけ、学院長・理事長先生からPCを使ったお話を聞かせていただき、創立記念のカードをいただいてきました。0・1歳児の先生たちにとって礼拝開始時間に間に合うように上り坂を子どもたちを乗せた重いカートを押しながら礼拝開始時間に間に合うように歩くことは大変なことですが、さらに今日は午前中から気温が上がったこともあり礼拝堂に着いた時には息が切れ汗が流れました。しかし、子どもたちは礼拝を守りにいくというより乗り物に乗ってのお散歩という感覚なのでしょう、嬉しそうにあちこち眺めながら涼しい顔でした。

一方、2・3・4・5歳児は自分の足でしっかり歩いて往復しましたが、4歳児そら組の子どもたちは礼拝後、芝の広場でひと遊びしてから園に戻ってくるほど体力が付いていました。また、今日、誕生日の5歳児ひかり組のA君はお父さん・お母さんと一緒に礼拝を守ることができたからでしょうか、いつものポーカーフェイスと違った嬉しそうな表情が見られました。     朝、車を降りてお母さんと保育室へ向かおうとしていた時、インターロッキングの上でカラカラになった虫を見つけてしゃがみ込んだKちゃん。お母さんはKちゃんに「これなあに?」と尋ねると「えっ、“オケラ”だよ」と返事をしたのですが、お母さんの反応は「“オケラ”・・・?」そして僕に「そうなんですか?」と尋ねるので「そうですよ、♪ぼくらはみんないきている〜の歌詞に出てくる“オケラ”です」と手のひらを太陽にの歌詞を紹介してみると「へえ〜そうなんですね。初めてみました」と驚いた様子。何を隠そう、僕も大人になるまで見たことがなかったオケラ、Kちゃんが知っている(知っていた)ということはこれまでも見たことがあるということ。それもこれも、森のこども園が自然豊かな環境にあることを証明しているということでしょう。来週の給食のメニューが気になるのか、A君たちが真剣な表情でメニュー表を見ていました。

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