園長ブログ

森のものがたり~今日のこども園~

2024.06.14 分刻み

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数年前であれば、この時期梅雨入りし、気温が高くジメジメした日が続き、花の日の訪問も予定通り行かないことがあるのですが、今年は昨日も暑い一日でしたが、今日は昨日を上回る暑い一日となりました。そんな中、0歳児もも組から5歳児ひかり組まで全園児が礼拝堂に一堂に会し花の日礼拝を守り、中高の宗教主事のO先生から、色も形も香りも様々な花、その花は自分で水をかけることはできないけれど、神様が雨を降らせるなどして育ててくれていること、そして、その花をお世話になっている方々に届けることによって、花を通して神様の愛と恵のうちにあることに気づくことの大切さを聞かせて戴きました。もちろん、年齢によってはまだまだ話の意味を理解することができませんが、約束の時間に学院長・理事長先生、学長先生、総務課、施設課をはじめ、学内で日々お世話になっている方々は花の日の意味を理解してくださっているだけでなく、子どもたちの姿からも神様の愛と恵を感じてくれていることとと思います。バギーに乗って出かけたとはいえ、暑い中だったこと、そして乗り心地の良さからか園に戻ってきた時は気持ちよさそうに眠っていました。

さて、礼拝後、5歳児ひかり組は、羊の毛刈りに続き、こども園の新たな取り組みである「味噌作り」が予定されていましたが、その前に今日誕生日を迎え6歳児なったTちゃんの誕生日をお祝いする時間もあったため、まさに分刻みでタイトなタイムスケジュールでした。それでも、Tちゃんのお父さんお母さん、味噌屋さんや味噌組合の方々、担任のT先生、I先生、教頭先生、栄養士のK先生にお手伝いいただいたことで、給食室で使う味噌を含め150kgの味噌を仕込むことができました。仕込みの様子は改めてお知らせできればと思っていますが、6グループすべて、同じ材料、分量で仕込みましたが、グループによって豆の潰され具合が違うなど、出来上がりは変わります。それが、手作り味噌の楽しさであり不思議なところでしょう。子どもたち一人一人1kgづつ仕込んだ味噌、3月の修了式まで時間がありますが、キャンプの頃には天地返しをするなど、大切に熟成させたいと思います。