園長ブログ

森のものがたり~今日のこども園~

2025.01.07 しずくのぼうけん

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今日は比較的暖かい朝だったように思いますが、南園庭の水たまりには芸術的な氷が張り、一見、昨日降った雨が濡れているだけに見えたロータリーにも薄いもののしっかりと水が凍ってツルツルになっていました。また、北園庭と隣接する森は太陽に照らされ始めた途端、霧に包まれ幻想的な雰囲気になっていました。そんな様子から、ふと一冊の好きな絵本「しずくのぼうけん」のしずく(つらら・氷)を思い浮かべました。この絵本、寒い季節を見事に表現している一方で、寒い冬が来たからこそ暖かい春の到来を願う(思う)こともできるのが好きな所以なのでしょう。

さて、そんな寒さを必死に堪えていたと思われる1匹のミツバチが未満児玄関の壁にしがみついているではありませんか。巣箱に帰ることができずにいたのか、自ら飛び出してきたのか定かではありませんが、あまりにも気の毒だったため、そっと捕まえ暖かい息を吹きかけてみたものの反応がありません。そこで、日中日が差し暖かくなり元気になることを祈りながら、シャロン寮の庭に置かれている巣箱の入り口に置いてきましたが、なんとか無事でありますように。 

児童クラブの子どもたちは今日が冬休み最終日となりました。そんな子どもたちが秋に拾い集め、アク抜きをしていたトチの実を使ってトチもち作りをしていました。午前中は日差しが差していましたが、午後には陰り始め、風も吹いてきた中での作業でしたが、楽しみにしていたことだけに真剣に、そして嬉しそうに取り組んでいました。これで明日からの学校生活に弾みが付いたことでしょう。よかったね・・・。

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