2024.07.17 おなじだよ!
新年度を迎えて3ヶ月が過ぎ、間もなく夏休みシーズンを迎えようとしている今、今年度入園した子どもたちもすっかり園生活に慣れて過ごしてくれています。昨年度、子育て支援室での活動に参加してくれていた3歳児にじ組のK君とRちゃんが、お母さんとバイバイをし、二人仲良く手を繋ぎ、数回振り返りながらも保育室に向かって行きましたが、その姿は間違いなく、どんぐりくらぶの仲間でありある意味、進級児だと思わされました。そして、そんな姿にお母さんたちも喜びの声を上げ、嬉しそうに話をしながら車に向かって歩いていく後ろ姿が印象的でした。こんな子どもたちの姿が明後日の終業式後の夏休みを挟んでも続いてくれることを願うものです。
さて、湿度は高かったものの、気温はそれほどでもなかった今日、時折雨がパラつくことがあったため、散歩の予定を変更しホールで遊ぶクラスもありました。一方、3歳児にじ組の子どもたちは水着に着替え北園庭で水遊びを楽しんでいました。そこで「ねえ、雨も降ってきたけど寒くない?」と尋ねてみました。するとR君が間髪入れず「大丈夫だよ、だって雨も水だからおなじだよ」というぐうの音も出ないような鋭い返事が返ってくるではありませんか。そして、水の冷たさなど気にする様子もなく、スプリンクラーの周りを走り回る子どもたちの姿と声に納得しながら、楽しそうは子どもたちの姿と野菜育ちを見た後、職員室に戻ろうとした時、今度は園庭のタープの下でボディーペインティングが始まっていました。絵の具を含ませた筆で腕や足を色とりどりにペイントした子どもたちの姿がまるで◯◯族と言われる原住民のように素敵な姿に釘付けになりました。そんな子どもたちを見ていたわけではないでしょうが、0歳児もも組のNちゃんが園庭を駆け回る子どもたちの様子を見ていました。また、入水できない子どもたちは保育室で粘土遊びに興じていました。
さて、午後のことです。小学校から帰ってきた小学校一年生のキノコ博士のE君が僕の顔を見るなり「あっ、園長先生、この前のキノコ“スミレホコリタケ”だよ」と言うのです。一体何のことかと思いきや、以前HPで北園庭にポップコーンのようなキノコが生えていたことを見てくれていたようで、それを伝えてくれたのです。そこで、「じゃあこのキノコ何かわかる?」と昨日見つけたキノコの映像を見てもらったのですが、しばし考え「ナガエノスミタケじゃなかったかなあ?」との返事。そこですぐに検索してみたのですが、どうやら別なキノコのようで、結局何と言うキノコかわかりませんでした。たった一日で姿が変わってしまうキノコ、もしかするとE君がまた「園長先生、あのキノコ〜」と教えてくれることを期待したいと思います。