園長ブログ

森のものがたり~今日のこども園~

2020.05.28 「もりのなかは、がぜがすずしいね。」-知ることは感じることの半分も重要ではない-

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ドラブスルーで始まる朝の登園は、大変お忙しい思いをさせています。何やら緊張感が伴っていて、子どもを下ろすと大急ぎの雰囲気がありますが、大丈夫ですよ。新しい習慣に慣れていきましょう。今日は予定通り15分でドライブスルーが終了しました。ご協力感謝いたします。

朝から太陽が顔を出し、外で遊んでいた子ども達は次第に森の中へ場所を移していきました。北園庭の木陰でテーブルに座っていたぶどう組さんに、「南園庭の石垣の下の道はシロツメクサがいっぱいだったよ。」と声をかけると「行って見ようか」と半分の子ども達が移動しました。

みんなが移動した石垣の下には楽しい木の実もあるし花も咲いて、まるで隠れ家のようでした。ぶどう組の子ども達はどんどこどんどこ歩いていきます。あなたたちは今何を見て、何を感じているのでしょう。

斜面の森の小道を歩くのも面白いし、でこぼこの斜面を踏ん張って歩くのは実はとても大切な運動です。初めての子ども達は歩くのが難しいのですが、どんどこどんどこ歩いているぶどう組は、背の高いシロツメクサをいっぱい見ることができました。

注意深く野外炊飯場の斜面を下りてきたのはりんご組です。手をつないでゆっくりゆっくり降りてきました。途中で追い越してきた人は注意をされて並び直してまた下りていきました。そして、森の中に到着です。

もう一度順番を組み立てて「ヘビイチゴを見に行ってきま~す。」と森の中に歩いていきました。りんご組にも南園庭のシロツメクサを教えてあげたので、後で「採りつくしてきました!」と報告を受けました。大丈夫!明日又いっぱい咲いていますから。

野外炊飯場の周辺ではそら組が好きな遊びをしていました。丸太の上では乗り物に見立てて、板を斜めにして乗っかていた人たちには、「ケガをしないで頭を使ってね。」「あたまをつかうの?」「そう、よく考えてね。」「は~い」奥の大きな木の下で写真を撮っていたらストップをかけられました。「どうして?」そら組さんの指さす方を見てみると、まるで基地のように板を空間に置いていました。

「ここから入ってはだめなのね。」大きくうなずきました。「了解です。」「そら組さん集まって!」と先生の優しい声がしました。するとみんながテーブルのところに集まって水分補給です。「もりのなかはきもちいい。つめたいかぜがふく」

もみ殻かまどでお世話になっている大好きな加藤さんが、ひかり組の田植えのために稲の苗と土を持って来てくださいました。籾から発芽して成長した苗は細くて小さいけど、どうやってできたかを加藤さんが説明しました。

小さな衣装ケースに佐藤さんが持って来て下さった土を入れます。水を含んだ土は塊になって思い土です。ケースに入れたらそれを手でもみながらほぐしていきました。4つのグループに分かれて、グループに1つ肥料も渡されました。

田植えをしたシーンは見逃しましたが、子ども達は3つのグループは苗をですか3本の塊にして3か所ぐらいに植えるように指示されたそうです。しかし、その塊を容器全体に植え付けたグループもありました。「いっぱいうえると、おこめがいっぱいできますか?」という質問があったそうです。加藤さんの答えは「今、密になってはいけないよね。稲もいっぱい植え付けると空気の通りも悪くなって実りが悪くなるんだよ。」別な子は「はたけはそのままうえるのに、なんでみずをいれるの?」「いい質問だね。」…子どもと加藤さんのやり取りは続きます。