2023.06.29 祈り
正門前の道路を越えたところにある桜丘小学校の2年生が3つのグループに分かれて生活科の学習「どきどき わくわく まちたんけん」でこども園の見学に来てくれました。今日来てくれた子どもたち以外にもこども園の見学を希望した子どもたちがいたようですがグループ分けがなされ希望通りになった子どもたちが来園してくれたようです。中には森のこども園の卒園児や現在児童クラブを利用している子もいて、学習(質問を)しに来たはずなのにグループの仲間に園のことを教えてあげる様子もあり、なんとも微笑ましく思えました。そんな子どもたちの来園を待ちながら今日も大きく育った木の枝払いをしていたのですが子どもたちの姿が見えたので「おはようございます。お待ちしていました園長です」と挨拶をしたところ、折り畳み式のノコギリを持った前掛けをしたおじさんを見て正直に感じたのでしょう、一言目は「おはようございます」ではなく「えっ?園長先生なんですか?」でした。そんな子どもたちは少なくとも保育・教育(者)に興味を持っているからこそ森のこども園を訪問先に選んだのだと思いますが、少子高齢化がさらに進むことなく彼らが保育の楽しさを感じてもらえる日が訪れることを祈らずにはいられません。子どもたちを迎え入れる前、ノコギリで剪定した枝ですが、お散歩から帰ってきた3歳児にじ組の子どもたちに「ねえねえ、お部屋に帰る前に園長先生お願いがあるんだけど・・・」と声をかけ枝を運ぶ手伝いをお願いしたのですが「いいよ!」と返事が返ってきて森の中まで運ぶ手伝いをしてくれました。そのお陰で、僕1人でしていたら5〜6往復しなければならなかった作業があっという間に片付きました。
さて、5歳児ひかり組のAちゃんが県外に引っ越しのため退園することになり、本日が登園最終日となりました。一緒に過ごせたのはたった2ヶ月だけでしたがお別れの記念にお母さんと一緒に作ってくれたのか素敵な折り紙をプレゼントしてくれました。そのプレゼントを早速職員室の席の上に飾りました。本当は来月予定されているキャンプも一緒に過ごしたかったでしょうし、一緒に終了式を迎えたかったことでしょう。それは叶わなくなりましたが、新たなところでも元気に過ごし、たくさんの友だちができること、ご家族皆さんの健康、また会えることを心から祈ります。「Aちゃん元気でね!また会いましょう」