2021.11.15 森の音楽会:演奏者 (BRASS TRIO 仙台)
コロナ禍で開くことが出来なかった《森の音楽会》が久々に開かれました。晩秋の北園庭が会場です。子ども達の目線の先には、BRASS TRIO 仙台の3人の皆様が音合わせのために一足先に北園庭で演奏していました。
この時間の前に、みんなの広場で楽器の音を出していましたので、迫力のある音が子ども達の耳にも届いていました。
「不思議な反響音がします。」と奏者の方が話されました。北園庭の前には水の森公園の森が続き、園舎後ろには南園庭に続く斜面の上に中高の校舎があります。木々に音が抜けていくだけではない音の反響が、音楽家の方にとってはいい環境だったらしいです。
1つ心配だったのはお天気です。登園時の受け入れの際、パラパラ、ポッツン、と「感じる雨粒」…いざ雨になったら中に入って、と話し合っていた時には、開会の時間となりました。
トロンボーンの山川さん、トランペットの櫻井さんは金色のトランペットと少し短い銀色のトランペットを吹いて下さり、音の違いを教えてくださいました。「短い方が高い音」するとホルンの小松さんが、「丸くなっているホルンを伸ばすとこれぐらい。」と見せてくださったのはアルペンホルンです。
皆様が楽器の特徴と短い演奏をして下さり、小さな子ども達でも注目して聴いていました。
🎵くるみ割り人形🎵から2曲演奏が続きました。森に響く美しい音は子どもたちをひきつけました。
時折、呼応するかのように鳥がさえずりました。演奏が高まっていくと空の雲が去って青空が顔を出しました。楽器の光が反射して外の演奏を応援してくれているようです。
「これから讃美歌を演奏します。みなさんも、立って一緒に歌いましょう。」と櫻井さんが話されると以上児の子ども達が立ち上がりました。
子ども讃美歌から(ひとりひとりのなをよんで・どんなときでも)2曲、童謡(とんぼのめがね)の合わせて3曲を皆様の演奏と共に子ども達も歌いました。するとそれを応援するかのように青空が広がりました。
楽しかった演奏が終わり👏でアンコールのお願いが…すると、3人の皆様は《花は咲く》の演奏して下さいました。本日の森の音楽会は全てを終了し、皆様が退場しました。
子ども達も退場し、保護者の皆様もお帰りになりました。北園庭には静寂が戻り、晩秋の森に遊ぶ子ども達の姿がありました。
BURASS TORIO 仙台の皆様、子ども達に素晴らしい演奏をありがとうございました。