2021.05.14 「新緑に森の小人が勢ぞろい」そら組親子ウォーキング
本日はそら組の親子ウォーキングの日です。
お天気も良く、いつもより気温が高くなってきました。
そら組のコースは森のこども園の遊歩道を通って、音楽棟から再び大学の遊歩道へと入っていくコースでした。先生からの指令で森の中の自然物を集めて最後に何か作る計画のようです。
「見つけてみよう!」という中で早速「忘れな草」や「セリバオーレン」を見つけていました「これは何?」と言うような菌類を見つけた方もいました。ひかり組の時よりもヒメシャガの花数が多くなり可憐な花を見せてくれていました。
どんどん道を歩いていくと、「かめがみえた!」(._.)「きれいな藤が見えますね。」「あながある!」お母さんも子ども達も歩いていると次々発見しました。
ひかり組と歩いた道の半分でしたが、アップダウンは今回の方がきつかったです。
マムシグサを見て野外炊飯場に到着です。木のテーブルに座ると次にやる事の説明がありました。遊歩道で集めたものをテーブルの上に並べています。
三角や四角の色画用紙を選び、お母さんに縁を作ってもらい箱のふたの様な形を作りました。そこに自然物を使って顔を作るのです。色画用紙を選び、セロテープを切って貼り付ける部分を丸くして、テープで自然物を貼り付けました。「むし!」尺取り虫がお邪魔していましたね。
ちょっと静かな時間が流れ熱中している空気感が凄いですね。作品が次々出来上がっていきました。森の中に一人一人の小人さんが出て来たようです。表情もとても素敵ですね。そして、やっとお待ちかねのお弁当の時間です。
近くにいたお父さんに「ホウの花がずいぶん咲いていましたね。」と話したとき、周囲お母さんたちも気が付いていなかったそうです。そこでこども園の築山の上に見えるホウの花を写真に撮りました。睡蓮のようですが、大きなホウの木の上に咲いています。咲いている時期は短いのでタイミングでなかなか見られない花です。
予定時刻よりも早めだったのですが、空模様が怪しくなってきました。ポツン・ポッツン・ポツポツ、とランダムに上から落下物がありました。雨粒?ではなく、山桜の実とモミジの実が落ちている音でした。不思議な風も吹き抜けます。
食べ終わった子ども達が走り回り砂埃が上がったところで、担任の先生から予定より早い時間ではありますが本日はこれで終了します、と挨拶がありました。
最後まで歩き切ったそら組に拍手です。小さなお子様を連れていたお母様ご苦労様でした。お仕事を抜けて参加されたお父様ありがとうございました。
今しかないこの時期の自然に触れた「親子ウォーキング」でした。名前を知れば貴重な植物が生息する森の自然が愛おしいですね。
本日はありがとうございました。