2025.12.23 憧れの職業
「ねえ、えんちょうちぇんちぇい、ちょっときて」1歳児ぶどう組の子どもたちが職員室に僕を呼びにきてくれました。どうしたのか聞いても明確な返事は返ってきません。しかし、どうしても保育室に来てほしいという思いが伝わってきたので保育室に行ってみました。すると、壁に掛けてある子どもたちと担任の先生たちの顔が使われたアドベントカレンダーに僕が登場したことを知らせに来てくれたことがわかりました。当たり前と言えば当然のことかもしれませんが、どれが誰かちゃんと分かっていることからも子どもたちの成長を再確認することができました。
アドベントカレンダーを紹介してくれた後、園庭に出て遊び始めた時、避難訓練のために消防自動車が来園してくれました。そのことを伝えるとものすごい勢いで消防自動車が見えるフェンスのところまでやってきて隊員の方々に「お〜い!」と挨拶をしていました。その後しばらく遊んでいると、園舎内に地震発生と地震により火災発生を知らせるアナウンスが流れました。外で遊んでいたぶどう組ともも組の子どもたちにも情報を知らせ、身を守ってもらった後、テニスコートに避難してもらいました。全員が無事避難したことを確認後、隊員さんからの講評をいただいて水消化器を使っての消火訓練、そして消防車を見学させてもらいました。どのクラスの子どもたちもホースなど消化の際に使う道具やファイヤーマンコートやヘルメットに興味津々で、それらを見せて(着用)させてもらい大喜びでした。
「大きくなったらどんなお仕事をしたい?」と聞いてみても残念なことながら「消防士」との返事が返ってくることはありませんでした。子どもたちのそんな返事に隊員の方々はとても残念がっていました。以前なら、警察官や消防士に憧れる子どもたちがいたものですが、現代はスポーツ選手、パティシエ、YouTuberといった職業に就きたいという声を見聞きすることがあります。危険を伴う職業ではありますが、とても素敵で魅力的な仕事だと思うのですが・・・。

Contents
- 2025.12.23 憧れの職業
- 2025.12.22 「オーライ オーライ」
- 2025.12.19 準備万端
- 2025.12.18 一足早く
- 2025.12.17 自然美
- 2025.12.16 こんなに違う?
- 2025.12.15 変身!?
- 2025.12.12 まさか・・・
- 2025.12.11 どおりで
- 2025.12.10 糸電話かロープウェイがあったらいいのに・・・




