園長ブログ

森のものがたり~今日のこども園~

2025.11.27 ポカポカ

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 10/17と10/20の二日間で子どもたちが掘ったさつまいもを4歳児そら組の子どもたちが南園庭で焚火台を使ってやきいもをしていました。近年家庭で焚き火をするようなことは無くなったこともあり、立ち昇る煙に「くさ〜い」とか「けむ〜い」という子どもたちの声が聞かれましたが、焼きあがるまで決して焚き火台が見える範囲内で過ごしていて、如何に焼き芋を楽しみにしていたことが伝わってきました。中には森のトチの木の下に落ち葉を集め、ベッド(布団)に見立てて楽しそうに遊んで(眠って)いる様子が見られましたが、その姿がのんびりお風呂に浸かっているかのように見えてホッコリさせてもらいました。その後も遊びが発展したようで、野外炊飯場の近くで石を並べて炉を作り、BBQごっこをする様子が見られました。 一方、3歳児にじ組の子どもたちは今日がお弁当スタイルの給食提供が今年度最後ということもあり、北園庭に出て食べていました。思えば猛暑だった夏は外で食べてくとも避けざるを得ませんでした。そんなことを考えると、今日の外での給食はとても貴重な時間になったように思います。 午後、北園庭のフェンス前にしゃがみ込んで遊んでいた子どもたちがいたので何をしているのか見に行って見ました。すると、園庭に落ちたコナラの葉っぱの葉柄(ようへい)葉と枝の間の細い部分がフェンスにぶら下げることができるように曲がっていることに気づいた子どもたちが夢中でぶら下げている最中でした。そんな子どもたちの気づき、発想に感心してフェンスを乗り越えて見ていたところ、僕を追いかけてきた2歳児りんご組の子どもたちが全く悪気はなくフェンス寄りかかったり、触ったりして「えんちょうちぇんちぇい、くまちゃんにたべられちゃうよ」と心配して声をかけてくれるのです。その度に葉っぱが落ちそうになるため「ちょっと、りんごさん、揺らさないで」と注意する(される)などしながらも作業が続きました。

そんな様子はやっぱり子どもって素晴らしい!そう思う出来事でした。

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