2025.11.26 夢中になって

3歳児にじ組のM君とI君が朝から木の根を相手にバルコニーで楽しそうに何かをしています。そこで「何してるの?」と尋ねてみました。すると、どこで覚えたのか「恐竜の化石を発掘しているんだ〜!」と思いもよらぬ回答が返ってきます。さらに「本当は化石じゃないんだけどね」とです。いつもは園庭に転がっている根っこ、その根の間に詰まった泥をこれまた園庭に落ちている枝(棒)を器用に使って夢中で掻き出しているのです。その嬉しそうなこと「じゃあ、頑張ってね!」「出来上がったら教えてね」と声をかけたのですが「うん」と返事は返してくれましたが、目はずっと化石の方を向いていました。
そうかと思えば、4歳児そら組のK君は「園長先生ちょっと見てて」と言って木登りを始め、そこから鉄棒でもするように枝にぶら下がって見せてくれるのです。せっかくだからと思い「じゃあ、今度はぶら下がって10まで数えてみてくれない?」とお願いしてみると「OK」という返事とともに木に上り枝にぶら下がって聞こえないような小さな声で数を数え始めました。ところが6から10までが早いの何の・・・。そのことから、段々辛くなってきたことがわかりました。
一方、5歳児光組の保育室では今日誕生日を迎えたKちゃんのお祝いをするだけでなく、春からお米作りをご指導くださったKさんと味噌作りでお世話になったYさんをお迎えし、北園庭の田んぼで育てたお米と手作りした味噌を使った豚汁を召し上がっていただく「ありがとうの会」が行われました。園の田んぼで収穫したお米をご相伴にあずかりましたが、夏の暑さを乗り越えたお米は粘り気や甘さがありとても美味しかったです。
北園庭の畑で育てた里芋が豚汁の具材として使われましたが、ペットボトルのキャップで上手に皮を剥いてくれていました。
風の影響もあり構内のケヤキの葉が一気に落ち葉っぱの絨毯ができています。落ち葉によって電車が止まってしまうようなことがあるくらい滑りやすく、車もスリップ事故につながることがあります。さらにこれから寒さが増してくると路面凍結ということも出てきます。そこで今一度お願いです。構内での制限速度や徐行、止まれの標識をしっかり守っていただけますようお願いいたします。





