調査場所
仙台駅〜南町通〜晩翠通〜定禅寺通に囲まれた区域を7つのエリアにわけ、2人から3人のグループで調査を行いました。

調査方法
 調査項目を
  ・住所
  ・何で描かれているか
  ・何に描かれているか
  ・何色で描かれているか
  ・下地に模様はあるか
  ・シールやビラの上に描かれているか
  ・備考             

として調査用紙に記入し、またすべての落書きについて遠景・近景の写真を撮り、地図に記録していきました。


 現地調査は2007年9月〜10月の約2ヶ月間にわたりました。


調査の結果
 わずか1Km四方の中で850ヶ所(998個)にも及ぶ落書きがあることがわかりました。


 落書きの多くが黒いマジックやスプレーで描かれており、書かれている下地は無地のものがほとんどでした。

 また、宅急便の伝票と思われる紙(シール?)の上に書かれているものも全体の35%を占めていました。
この紙の上に落書きをかくということは、あらかじめ描いておいた紙を貼るだけなので、マジックやスプレーで直接描くよりも時間の短縮になり、落書きしている現場を発見されるリスクが低くしたいという狙いがうかがえます。