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宮城学院女子大学附属 | Institute of Developmental Science |
| 所長 あいさつ |
| 子どものすこやかな成長と発達は、すべての大人の願い――以前は当たり前とされていたこのような前提が崩れる出来事が、今の日本社会には次々に起きています。少子・高齢化が進む中で、育児不安、虐待、いじめ、不登校、凶悪犯罪の低年齢化など、子どもをめぐるさまざまな問題が深刻化しています。 ひとは誕生からおとなになるまで、家庭、学校、地域社会の中でさまざまな問題に出会い、多様な影響を受けながら発達していきます。そこで、子どもの発達を保障していくためには、特定の研究分野だけでなく、さまざまな学問領域から総合的に子どもの「発達」について検討していくことが求められています。宮城学院女子大学発達科学研究所は、このような視点に立って、子どもの「発達」上の問題に学際的にアプローチするために、2000年4月に設立されました。 本研究所は、所員による個々の研究や共同研究を推進するだけでなく、研究会や公開講演会などを通して、大学内外の多くの方々とも意見交換を行っています。また、研究成果は、「宮城学院女子大学発達科学研究」やこのホームページを通して、定期的に公表しています。公開講演会には皆様方のご参加を歓迎いたします。 |
