学芸学部 日本文学科
言葉と生きる、未来をつむぐ。


本が好き、
図書館が好き、
物語が好き、
書くのが好き、
日本が好き、
日本語が好き。
そんな私が誰よりも、どこよりも、
私らしくいられる場所。




日本文学科って?
古典文学、近現代文学、演劇、映画、
マンガにアニメ、
時代とともに変わる言葉や現代語、
あるいは地域固有の方言など、
日本のことばと文化・文学を広く、
深く探究し、
魔法使いならぬ
優れた日本語使いを養成する学科です。
取得できる資格
- 教員免許
- 図書館司書
- 学芸員
- 日本語教員 ほか
卒業後のキャリア
「優れた日本語使い」には
実は多彩なキャリアパスが広がる
-
教育関係中学・高校の
国語の先生 -
図書館関係図書館司書、
司書教諭、
学校図書館司書 -
日本語力を
活かした仕事編集・広告・広報
宮学の日本文学科では、古典・近現代文学・言語・文化をじっくり学びながら、
「読みとる力」「書く力」「伝える力」が自然と身につきます。
この力は、「あらゆる仕事の土台」となるので、必然的に活躍できる場が広がります。
日本文学科の学びの魅力
-
古典文学から近現代文学、能・狂言から歌舞伎・文楽まで、
日本文学を
幅広く学べる枕草子や源氏物語などの古典文学から、
村上春樹や小川洋子など現代作家まで、
「言葉の世界」を深く味わえます。 -
作品を読む力、書く力、伝える力がしっかり身に着く作品を読み解く力、感じたことを自分の言葉で
表す力、相手にわかりやすく伝える表現力が、
ゼミやレポート、プレゼンなどを通して身につきます。 -
国語の教員免許、図書館司書、
学芸員など
文学関係の
資格が取得できる国語の先生になりたい人や、
本に関わる仕事を目指す人には
ちょうど良い学びの環境があります。 -
アニメでもマンガでも、
自分の「好き」を研究できる
自由度と懐の深さ教員との距離が近く、
質問もしやすいアットホームな雰囲気。
関心のあるテーマを深掘りできます。 -
自分の「好き」を語り合える
仲間たちがいるアニメやマンガ、ジェンダーと文学など、
時代やジャンルを越えて自分の「好き」を
研究につなげる自由度の高い学びが魅力。
日本文学科の授業紹介

日常や 今の自分と つながる
日本文学史、現代語
日本文学科で、文学を通して新しい自分を発見しませんか。「日本文学史」では千年前の恋の歌に現代と同じ心の震えを見つけ、「現代語」では普段使うことばの意外な成り立ちや個性に気づかされます。古典の勉強も、現代語の勉強も、実は今のあなた自身に繋がる学びです。

知っている 作品や作家を 掘り下げる
文学語学入門セミナー
国語の授業で読んだ、あの忘れられない小説。作者はなぜこの結末を選んだのだろう?この授業では、そんな疑問を大切に、文献の探し方や分析方法など「知のコンパス」を手にします。仲間と語り合う中で、知っているはずの物語の、まだ見ぬ奥深い一面を発見できる授業です。

体験を 通して 学びを深める
創作表現、身体表現、メディア編集、東北の文学・文化・ことば
日本文学科の学びは、机の上だけでは終わりません。小説を創る「創作表現」、声とからだで表現する「身体表現」、映像制作を学ぶ「メディア編集」、地域の伝承を訪ね歩く「東北の文学・文化・ことば」。五感で文学を味わい、体験を通して表現する楽しさを学びます。あなたの「好き」を、本物の学びに変えることができます。

世界が 広がる感覚を 味わえる
日本語教育、
異文化コミュニケーション
普段何気なく使っている日本語を、外国人の視点で見つめ直すと、その奥深さに驚くはず。「日本語教育」では、そんな新たな発見があなたを待っています。「異文化コミュニケーション」では、ことばや文化の壁を越えて分かり合うことの大切さを探求。当たり前が覆される面白さを通して、あなたの世界はぐっと広がります。

将来に 役立てる ことができる
日本語検定対策
(文部科学大臣賞受賞)、
日本漢字能力検定対策
言葉を磨くことで一生ものの「武器」を手に入れることができます。日本文学科の検定対策講座では、日本語や漢字の深い知識を探求します。合格はもちろん、社会で求められる本物の国語力を養成。あなたの未来を豊かにする、言葉のプロフェッショナルへの第一歩はここから始まります。
先輩のリアルVoice
文章を読むことが苦ではなかったことが大きく影響しました。文系なら「国語総合」※、理系なら「生物基礎」が好きで、前者がより好きだったため日本文学科を選択しました。得意の他に「好き」という気持ちで選んでいます。
※「国語総合」は旧課程の科目で、新課程とは異なる名称。上記の回答は、新課程での「言語文化」もしくは「文学国語」に該当
文学を専攻しています。絵でも動画でもない文字だけで表現する世界が魅力的で、その文字という記号から行う、現代とは異なる価値観や描写の考察は探偵になった気分です。作者の意図を越えてテクストを解釈していく過程も発見の宝庫になっています。
能・狂言や人形浄瑠璃、歌舞伎の舞台を観られたことです。敷居が高いと感じる伝統芸能を講義を通して一から学び、実際に観ることで伝統芸能は難解なものではないとわかりました。その経験をさせてくれたプログラムには感謝しています。
「日本文学・文化演習」です。普段であれば読んだら終わりの作品となるところを、文献を駆使して人物の役割や時代背景まで考察しました。さらに、樋口一葉『十三夜』の「主計」や夏目漱石『琴のそら音』の「神経」など何気ない単語にも注目することで、ただ読むときとは違う見え方が出てくる面白さもあります。また、他の受講生の考察を聴くことで解釈の仕方を増やせることも楽しさの理由です。
国語教員と図書館司書です。一般職も考えていますが、中高生に文学の魅力を伝えられる教員になりたいとも考えています。教育学科ではない文学科だからこそ、テクストへのアプローチ方法や知識を持った教員として教壇に立てると思います。「言葉って楽しいな」と感じてもらえるような教員を目指したいです。
推し仲間ができます。文豪の面白エピソードを持っている人や光源氏の恋人の中なら誰が好きかなど、推しポイントで盛り上がる場面があります。仲間を見つけて推しトークをしたい高校生の皆さん、是非一緒に語り合いましょう!