今年度をもって定年退職なさる澤井清先生は、図書館情報学がご専門の先生です。先生となかなかお話する機会がないという学生のために、今回、お話を伺ってきました。
Q1、出身地はどちらですか。
A1、北海道の函館市です。函館市は今年の「全国で住みたい都市ランキング」で一位に選ばれました。とても良いところなので、是非行ってみてください。
Q2、趣味はなんですか。
A2、ジャズ鑑賞です。特にジャズピアノが好きで、高校時代からレコードを集めて聴いていました。聴く方が専門なので弾くことはできません(笑)
Q3、好きなものを教えてください。
A3、好きなものは、お寿司と蕎麦です。蕎麦を求めて山形県まで行って食べたりもします。最近は健康に気をつけているので、野菜を多く摂っています。
Q4、最近注目していることはなんですか。
A4、若者の雇用問題です。最近は就職が難しくなっていますからね。司書や司書教諭も雇用枠は狭くなっています。
しかし、昨年度の卒業生六名が、正規職員ではありませんが、司書になることができました。
Q5、休日はどのように過ごしていますか。
A5、私の隠れ家で過ごしています。自然が豊かな場所です。鳥のさえずりを聴いてゆっくりしたり、大好きなジャズを聴いたりしています。
近くには川も流れていて、お盆になると孫たちも遊びにきます。場所は秘密ですよ―
Q6、先生のおすすめ本を教えてください。
A6、『思考の整理学』という本です。この本は図書館情報学にも関係があります。発行当時はコンピューターがまだ普及していませんでしたが、その時代でも
コンピューターの記憶情報量を上回る人間の能力について考えられていました。また、卒業論文のテーマのヒントや自分の行動をじっくりと考える必要性などについてなどが
エッセイで書かれています。読みやすくておもしろいのでおすすめですよ。
Q7、図書館情報学の先生になったきっかけはなんですか。
A7、宮城学院に着任してくる前は防衛医科大に勤務していました。当時、新しく図書館を設立することになったのですが、私が司書になりたての人たちを指導することになりました。
彼らはとても努力をしたので、すぐに現場で戦力となってくれました。彼らが優秀な司書になっていく姿を見て、いつか先生となって教えてみたいと思ったからです。
Q8、司書を目指す学生ヘメッセージをおねがいします。
A8、司書で大切なことはレフアレンス(利用者にあった情報を提供すること)です。志望者の皆さんには利用者から感謝される司書を目指してもらいたいです。
澤井先生、お忙しい中ありがとうございました。 (佳)