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宮城学院同窓会
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第37回ホームカミングデー

第37回ホームカミングデーご報告

実行委員長  小野 静江

 新緑の緑鮮やかな宮城学院キャンパスを会場に去る5月20日(日)第37回ホームカミングデーが行われました。嶋田順好同窓会名誉会長を始めとしました同窓会役員の皆様ご来賓の皆様に御臨席を賜り、同窓生も合わせまして総勢164名の方々のご出席を頂きました。お陰様で皆様のご協力のもと盛会のうちに終了する事が出来ました。
 総会では、2017年度事業報告及び収支決算報告、2018年度事業計画案、予算案が審議承認されました。また今年度で任期満了にて岩井陽子同窓会顧問が御退任なさいます報告と、2018年度よりご就任なさいます清水惠子顧問の紹介、ならびに新理事の承認もされ新年度の活動へ向けての第一歩がスタート致しました。
 礼拝では、元宮城学院中高教頭 大坂欣哉先生より「若き日の道を 井深八重のこと」と題した説教を頂戴致しました。聖書の箇所は「マタイによる福音書 第8章14節〜 17節」〜多くの病人をいやす〜でした。私達の大先輩、井深八重姉妹は、天職と思い懸命に勤めていた教職から一転、ライ病発病予備者として社会生活から隔離され、教員を辞めなければなりませんでした。その後発病しないと分かり隔離施設から解放された後も、ライ病患者と共に、その隔離施設で看護師として生涯を過ごす事を選択しました。この様に献身的に厳しい環境を自ら選び生涯を過ごされた大先輩がいらした事は、私達同窓生の大きな誇りであり喜びであると感じました。
 懇親会では、ご来賓の皆様、喜寿をお迎えの同窓生の皆様、会長、支部長経験者の方々の紹介もなされ、会食をしながら和やかな時間を過ごす事が出来ました。その後は会場を大学講堂へ移し、宮城学院中高オーケストラ班による演奏を鑑賞いたしました。全国でもオーケストラの形態で活動出来ている中高は大変希少で、宮城学院中高のオーケストラ班も大学音楽科の副島先生のご指導の下2017年に誕生致しました。コンサートの最後には、オーケストラの伴奏で校歌を斉唱いたしました。出席者の年代は様々ですが、人として成長するのに最も大切な時期を、この宮城学院で学ばせて頂き、教えの種を頂いた共通点を実感出来る一つにまとまった美しいハーモニーでした。コンサート終了後には、今年で同窓会設立125年となりました事を覚え、「同窓会最近10年の歩み」と題しましたスライドを上映いたしました。近年の同窓会の活動が良く分かりました、とのお声をご出席の皆様から多く頂戴致しました。
 この様に長きに渡り同窓会活動が行われて居りますのも、多くの同窓生の姉妹の皆様が、いつも献身的に活動して下さり、その活動を先輩姉妹から後輩へと、代々、次の世代へと引き継いで下さっての賜物と感謝申し上げます。今後とも同窓会活動へのご協力とご理解をお願い申し上げまして第37回ホームカミングデーの報告とさせて頂きます。ありがとうございました。