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宮城学院同窓会
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第35回ホームカミングデー

第35回ホームカミングデーご報告

天の緑美しい宮城学院キャンパスを会場に、第35回ホームカミングデーが開催されました。嶋田順好名誉会長を始めとするご来賓の皆様、喜寿をお迎えの先輩方、そして同窓生の皆様総勢198名のご参加を頂き、全てのプログラムが恙なく行われました。
 総会では、2015年度事業及び収支決算報告、2016年度事業計画、予算案が審議承認されました。また、会長として4年の長きに亘って同窓会のためにご尽力下さいました清水惠子会長のご退任が報告され、新たに新会長、新理事が承認されました。引き続き行われた礼拝では、嶋田順好学院長先生から「天にみ栄え地に平和−校歌を歌い継ぐ者−」と題して説教頂き、校歌に歌われている聖書的な深い意味を解き明かして頂きました。まさに讃美歌とも言える私達の校歌をこれからも感謝と誇りを持って歌い継いでいきましょうというメッセージを頂戴し、私達にとって新しい角度で校歌を再認識し、改めて校歌を大切にしようという思いを喚起された力強い教えとなりました。 
 懇親会では美味しいお弁当を頂き、ご来賓の皆様と喜寿をお迎えの皆様のご紹介、名誉理事大沼髏謳カのユーモアとエスプリ溢れるスピーチを拝聴するなど、楽しいひとときを過ごしました。
 今年は母校創立130周年を記念した講演会を企画し、講師として長年児童労働活動に取り組まれ2014年にノーベル平和賞を受賞されたカイラッシュ・サティヤルティ氏と同窓生で認定NPO法人ACE事務局長・理事白木朋子氏をお招きしました。宮城学院の現旧教職員、中高生、大学生、保護者の皆様そしてACEや宮城学院関係者の皆様合わせて1000名余が同じ時と場を共有して講演に耳を傾けました。
 カイラシュ氏は「思いやりの気持ちを持ってつながり、児童労働を世界に広げよう」と語り、会場は大きな感銘に包まれました。
 白木朋子氏はご自分がこの活動に従事するようになったプロセスも交えつつ、パワーポイントを使ってビジュアルに児童労働の現実を語って下さいました。特に中高生は自分達の先輩が子どもの人権のためにグローバルに活動しておられる姿に深い学びを得たようで、同窓生からも「もっとお話が聞きたい」という感想が寄せられました。
 講演会の様子は翌朝の河北新報にも掲載され、各方面から「勉強になった講演会でした」「これからはチョコレートを食べるときにも注意して食べます」といった感想が寄せられました。
 仙台の地にあって若い女性の知性と精神を育み、教育の歴史を刻んできた宮城学院の創立記念にふさわしい講演会となりました。
 全てのプログラムが終了し、主の御守り感謝して閉会となりました。