英語文化コミュニケーション学科

Speaking & Listening※現科目 「Speaking」

担当教員John Wiltshier 先生

中高で学んだ英語の
知識をフル活用!
アクティブに話せる
「English User」をめざそう

現科目「Speaking」とは?

「Speaking」の授業では、「English LearnerからEnglish Userへ」をめざしています。中学、高校で学んだ英語の知識を「使えるようになる!」ことがこの授業の目的です。英語4技能の中でもSpeakingのスキルを鍛えるのは一番難しいもの。人前で間違えてしまうと、恥ずかしいと思うかもしれません。だからこそ、この授業で大切にしているのは、アクティブに参加すること、そして間違うことをためらわず「英語を話すのが楽しい」という雰囲気をつくることです。もし間違った文法を用いていたとしても学生が話している間はじゃまをせず、間違いと指摘することもなく、最後に全体に向かってフィードバックをしています。バックグラウンドで見守り、「本人の気付き」によって向上心を維持したまま正しく英語が使えるようにサポートする。それが私たち、教える側の役割だと思っています。

「Speaking」の授業の進め方

学生のニーズにより良く合った教育が可能となるように、まず新年度にレベルによってクラス分けをします。
例えば上級クラスでは提示したテーマやトピックに関してグループで自由に英語で話し合い、その内容をみんなでまとめ、最後に代表者が発表するという形式で進めます。一方で中級や会話にまだ自信がない学生のクラスでは、ストラクチャー(型)を用いて"step by step"でスキルを磨いていきます。例えばグループワークで発表を交互に行ったり、ペアになって会話をしたり様々な形式で"conversation"を楽しむスタイルです。始めは会話例文の丸暗記から始めて、徐々に何も見ないで話せるようになるまで授業の中で何度も繰り返して練習することができます。そうすることで、だんだん自分の伝えたい英語を話すことができるようになります!
1年が終了したらクラス変えを行います。かなり上達して上級クラスに変わる学生もおり、能力の差異ではなく、日々の努力の大切さを実感できます。
新学科の「Speaking&Listening」は、「Speaking」の授業にリスニング力を鍛える要素も加わり、より発展させた内容を考えています。ぜひ一緒に「English User」をめざしましょう。

学生の声:
1

学芸学部 英文学科 2年

鈴木 里彩 さん

  • この授業の魅力を教えてください。
    英語を話す時間が長いことと、少人数なので、わからないことあればすぐに聞けることが一番ありがたいです。イギリス出身の先生なので本物の英語に触れられることも魅力です。
  • 授業に参加して変化したことは?
    旅行先やアルバイトで外国人の方と話す場面がありますが、以前よりためらわないで話せるようになりました。理解してもらえるよう、何とか頑張って話してみようという気持ちが強くなりました。
学生の声:
2

学芸学部 英文学科 2年

宍戸 瑠夏 さん

  • この授業の魅力を教えてください。
    学生の気持ちを考えて接してくれて、学生との距離が近い楽しい先生です。ユーモアたっぷりの授業なので、90分全く退屈することなく、あっという間に終わってしまいます。
  • 授業に参加して変化したことは?
    簡単な言葉やジェスチャーを交えながらの説明が理解しやすく、楽しんで話せるようになりました。アルバイトで外国の方と話す機会があり、以前は緊張して話せませんでしたが、今はためらうことなく自分で話してみるようになりました。

※学年は取材・制作時(2025年2月)のものです

教員紹介

John Wiltshier先生

イギリスで教職に就き、日本に移住して30年。当初より宮城県に住み、県内の大学で英語を教え、2010年より宮城学院女子大学英文学科へ。自身が執筆した教科書を使い、独自の楽しい授業を展開している人気の先生。Speakingの授業では、学生たちがアクティブに英語を話し、いつも笑い声が響き渡っている。