観光ビジネス学科

地域振興/
コンテンツゼミナール

担当教員大谷 尚之先生

「推し活」など
好きなことを出発点に
ビジネスと地域振興について
考えてみよう。

どんなゼミ?

アニメ、アイドル、ゲームなど、みなさんが夢中になっているものは、すべてビジネスにつながっています。ゼミでは、学生の経験や興味関心のあるテーマから掘り下げ、学問的な知識と掛け合わせながら地域やビジネスについて考えていきます。たとえば、「アニメ聖地巡礼」(アニメツーリズム)は、ファンにとっては「推し活」の一環ですが、ときに地域を活性化させる大きな力にもなります。何かを好きになることは、ひとつの能力だと思います。ぜひそれぞれの好きなことを手がかりにして、趣味の世界と大学での学びを切り分けることなく、知識や関心を広げてください。

現在のゼミの進め方

アニメツーリズムやファンマーケティングなどが地域活性化にどうつながっているか、文献講読、ゲスト講義、現地調査などを組み合わせて研究していきます。最近では、宮城県白石市においてイベントに参加したり、グッズの開発に取り組んだりしています。また地元テレビ局の方と意見交換しながら、Z世代のコンテンツ視聴行動について考える機会も設けています。このような活動を通じて、自分の趣味や興味関心が地域やコンテンツビジネスにどんな影響をもたらしているか学んでいます。新学科では、地域振興にかかわる科目とコンテンツツーリズムに関する科目などを担当する予定で、ゼミで扱うテーマもそこに紐づけるつもりです。みなさんの「好きなこと」と「気づき」を大切にして、大学での学びに取り組んでもらいたいです。

学生の声:
1

現代ビジネス学部 現代ビジネス学科 2年

安達 来実 さん

  • このゼミを選んだ理由を教えてください。
    もともとアニメや漫画が好きなので、アニメコンテンツと地域振興を組み合わせた研究に興味を持ちました。
  • このゼミの魅力を教えてください。
    学外活動も多く、白石市のイベントやゼミの有志で商品開発にも携わらせていただいています。楽しみながらも、今後の糧になるビジネスの知識を身につけることもできて、本当に有意義な時間を過ごせています。
学生の声:
2

現代ビジネス学部 現代ビジネス学科 2年

松本 芽衣 さん

  • このゼミを選んだ理由を教えてください。
    大好きなアニメやゲームを地域と結び付けることに惹かれました。新しい知識を取り入れることも苦にならず、趣味半分の気持ちで楽しく学べています。
  • このゼミの魅力を教えてください。
    大谷先生のお話しも面白く、時にはアニメのプロデューサーの方などが業界のお話をしてくれる機会もあります。
    このゼミだったから自分の強みを活かすことができています。

※学年は取材・制作時(2025年2月)のものです

教員紹介

大谷 尚之先生

大学院時代は農学部で野菜の産地形成に関する研究を行い、その後、宇都宮大学で餃子によるまちおこし、愛媛大学でアニメツーリズムの研究に取り組む。2020年4月、生まれ育った宮城県に戻り、宮城学院女子大学に赴任。地域振興、コンテンツツーリズム、マーケティングなどを中心に幅広いテーマを扱っている。