たなか かずひろ
田中 一裕
教授
博士(農学)
【Ⅰ. 基本情報】
所属 | 一般教育部 |
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専門に関わる資格 | |
研究分野(キーワード) | 生理生態学 |
主な担当科目 | 自然科学入門,自然科学特論 |
【Ⅱ. 業績一覧】
研究業績 | 『昆虫の時計 -分子から野外まで-』(2014, 北隆館, 「野外ではたらく概日時計」の章を担当) |
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『昆虫の低温耐性-その仕組みと調べ方-』(2010,岡山大学出版会,編集および「過冷却点と低温耐性」,「内因性・外因性氷核」,「低温耐性の測り方」の章を担当) | |
『耐性の昆虫学』(2008,東海大学出版会,編集および「ワラジムシの冬越しと積雪」,「熱さを避けるタマネギバエの羽化:高温耐性と羽化時刻」の章を担当) | |
所属学会 | 日本蜘蛛学会,日本昆虫学会,応用動物昆虫学会 |
競争的資金の獲得状況 (過去10年間・外部資金含む) |
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社会における活動 (学会活動以外) |
【Ⅲ. 研究室紹介 】
研究活動 | 昆虫の体内時計に関する研究は近年めざましい発展をとげています。主にキイロショウジョウバエを材料に,時計の仕組み(分子機構)に関する知見が日々蓄積されています。一方で,「なぜハエは明け方に,セミは日が暮れてから羽化するのか」といった素朴な疑問について,私たちはまだ十分に答えることができていません。生理学や生態学のアプローチを駆使して,この疑問に答える努力を続けています。 |
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ゼミ紹介 | 蟲ゼミでは,身近な昆虫やクモを材料に,自然の謎解きにチャレンジします。なぜ虫たちは1日の決まった時間帯にだけ羽化するのだろう? 虫たちはどうやってきびしい冬の寒さに耐えるのだろう? 地球温暖化は虫たちの生活史を変えたのか否か?等々。野外観察と室内実験から, その答えを探ります。自らの頭脳と肉体を駆使し,虫との知的格闘を楽しんでみませんか。 |
高校生へのメッセージ | 大学はとても面白いところです。でも,その面白さは,受け身でいてはわかりません。自ら積極的に関わることではじめて体感できるものです。「いろんなことに興味を持ち,まずは一歩ふみだしてみること」。そうすることで,これまでとは違う,新たな世界がみえてくるにちがいありません。 |
メディアでコメント可能なトピック・テーマ等 | 昆虫の冬越し、昆虫の日周期活動など |
個人ホームページ,researchmap,j-global等 | |
その他リンク | リレーエッセイ |
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