李 敬淑

日本映画の名作を観ながら、「自分で調べ、考え、まとめる」練習を学問的な姿勢や視点で行う。黒澤明・小津安二郎・溝口健二の映画を対象にチーム別に異なるテーマを立てて発表し、そのテーマについて皆と話し合うことで自分の考えを深める。そしてそれを論理的に整理して文章にまとめ、レポートを提出する。

伊狩 弘

推理小説、探偵小説の分野で有名な江戸川乱歩の没後50年であるので、乱歩の名作を読んで、文学作品の読み方を考える。そして文学と社会との連関、文学的想像力の重要性を考えることにする。その中から|言語的把握力や多様な知識をも身に付ける。

石川 隆

物事を論理的に考え、自分の意思や主張を論理的に分かり易く人に伝えるための技術・方法を学ぶ。また、レポートの書き方、論文の書き方、発表の仕方、調査の仕方等、大学における学習において必要な基礎的技能を修得する。

大内 典

「音楽」は、皆さんの周りにあふれています。また、習い事や部活動で、いろいろな音楽経験を重ねてきた方も多いでしょう。しかしそれは、豊かな「音の文化」のごく限られた部分でしかありません。この時間では、自分の耳を使い、またはインタビューや文字資料や絵画資料から得られる情報を分析しながら、音の文化・耳の文化への視野を広げます。その過程で、情報収集、分析、口頭発表、レポート作成など、今後の学習の基盤づくりをしていきます。

太田 峰夫

題材は伝記映画。前半は作曲家の伝記映画を取り上げつつ、大学でもとめられる文章の読み方、資料の集め方、ディスカッションの仕方を学ぶ。後半は各自実在の人物を題材にした映画を一つ取り上げてもらい、当該人物のイメージが、後世においてどのように変容していったか、発表してもらう。

菊池 勇夫

東北地方(および周辺地域)の歴史・文化に目を向ける。東北地方に生まれ育っても意外と東北について知らないものである。東北新幹線の座席に置いてある『トランヴェール』誌を主に使って、東北地方の自然・環境、産業・技術、民俗・芸能、歴史・史跡などを幅広く取り上げ、歴史・文化遺産につういて理解を深めていく。要点をまとめて発表したり、質疑応答してゼミ形式の授業に慣れていく。受講人数によっては4、5人のグループを作って進める。図書館、新聞・雑誌、インターネットなどの活用の仕方も身につけていく。

木村 春美

「読書のフェス」と称して図書館でのミニ展示を企画・提案します。大きな図書館(宮城学院女子大学図書館)にひっそりと隠れている本たちを小さな図書館(ミニ展示)に並べてみませんか? この課題に取り組む過程で、大学で学ぶことの意義を考え、学びの基本的姿勢を身につけます。資料の調べ方や読み方、発表の方法・作法、レポートの書き方、ディスカッションの取り組み方などの基礎的な技能を、グループ・プロジェクトの遂行を通じて学びます。

九里 順子

室生犀星を扱いながら、詩の基本的な読み方と近代詩の流れを学びます。併せて、資料の調べ方、発表資料の作り方、発表の仕方、レポート作成の基本を身につけます。

小羽田 誠治

本演習では,高校世界史レベルの一般書の一部分を比較し,「より優れたテキスト」について検討し,レポートにまとめて発表し,自ら「わかりやすいテキスト」を作成する。また,図書館の有効な利用方法や新聞の読み方,就職のための本学のサポート体制について学ぶ。

小山 和彦

履修者それぞれが関心を示す音楽を、CDなどの音源の鑑賞、口頭発表によりお互いに紹介し合う。それにより、音楽体験が広がることを目指す。

志村 文隆

言葉で自己を表現し、メッセージを外に発信してゆくことは必ずしも簡単なことではない。しかし、一定の方法を知り、ポイントを身につけることで、上達への道が開かれるはずである。本授業では、「記録」「表現」「発信」をキーワードに、言葉で自己を発信する意義と方法を学び、作戦を考える。「話す」「書く」という具体的な作業を通して、大学生に求められる言葉の力と、将来に向けての自己発信のための第一歩になるような材料を提供する。

J. F. モリス

テキストを読むことを通して、「国民国家」および「ナショナリズム」という概念を理解し、それらが近代史の中で形成された概念・枠組みであることについての理解を深める。グループ・ディスカッションと授業発表を基礎とする授業形態となる。

新免 貢

①ジョージ・オーエルの名作『動物農場』を現代の社会の諸問題と結びつけて読み、対等に意見を出し合う。 |
②レポート作成の指導と添削。|※レポートの書き方のマニュアル「ついに登場!!!決定版:論文・レポートの書き方~論文・レポートなんかこわくない!~」を無料配布。
③文献表作成の指導。

須田 眞史

「いえ」をテーマに、日常の暮らしの視点から建築・インテリアへの理解を深める。

高田 紀代志

大学での学習について基本的方法を理解し、経験する。|テーマにそって、各自が順次、資料を調査し、発表する。あるいはグループで協力してこれらを行う。

田中 一裕

大学では頻繁にレポート作成が要求される。ここでは、昆虫を題材に、大学での勉強方法を学びます。野外調査や室内実験を通してデータを収集し、それらを解析し、レポートにまとめる、というのがこの演習の主な内容です。

近松 健

身のまわりの現象や簡単な数学を素材として「考える 読む 書く 話す」というトレーニングを行います.単純な「なぜ」という問いかけを奥行きのある「なぜ」に発展させて,自らの力で解き明かすことを目指します.これから大学で学習していくために,また生きていくうえで必須となる問題解決の方法や問いの見つけ方,さらには表現する技術を学びます.これまで経験してきたような正解を求めることを目的とする演習ではありません.

戸野塚 厚子

「子ども」「学校」「学び」をキーワードにしたテーマを設定し、1)文献・資料を収集する、2)文献・資料を読み解く、3)ディスカッションをする、4)自分の考えをまとめるという一連の過程を経験する。

豊澤 弘伸

大学での学習方法や態度を身につけるための入門講座として、身の回りのさまざまな事柄を素材にし、毎回k|小さな作業を通して、「読む・聞く・書く・話す・考える」ことを繰り返し、学習や研究のための基礎的教養や技能を開発・獲得していく。

本間 義規

この授業では,大学で主体的に学ぶ方法(アカデミックスキル)の基礎を身につけることを目標とする。自主性を重んじる大学での“学び方”を早い段階で身につけると,その後の学びの効率がよい。授業や課題に取り組むための基本的なアカデミックスキル,とりわけノートテーキング,レポート作成などの文章作法(論理的思考力),数量的スキルなどを採り上げる。

間瀬 幸江

大学で学ぶ上で一番必要な能力は、分からないこと、信じられないこと、理解できないことなどを、そのままにしておかずに、「どうして?」と問う力です。問いを見つけるための訓練を、演劇の戯曲を読みながら行います。テキストは、チェーホフの『かもめ』を使います。

村野 敬一郎

「教育」というのは人間の育ちを支える大切な営みです。この演習では、そのような教育をめぐるいろいろな課題や問題(幼児期の教育から成人の教育、家庭教育・学校教育・社会における教育など、幅広い分野を対象に)を主な題材としながら、大学での学びの基本となる作業(自分でテーマを決める、資料・文献等を集める、それらを読み分析し考える、自分の考えをまとめる、自分の調べたこと・考えたことを発表する、他の人と話し合う・討論するなど)を一通り経験する。

森 雅彦

レジュメの作り方、発表の仕方、レポートの書き方に慣れるための練習を主とします。なお題材のうちのひとつは芸術から取り上げます。

厳 爽

建築・都市を通して、世界の街並と文化を理解する。|街並みと建築に目を向けるきっかけとなる授業を目指す。

安部 新一

企業や流通・小売業にとって新しい商品を開発し、販売促進活動を計画・立案していくためのデータ収集と分析を行っていく上で大前提となるマーケティング・リサーチです。そこで、マーケティング・リサーチの役割、リサーチの方法、調査データの整理、分析方法などリサーチの進め方について学びます。

市野澤 潤平

本授業では、観光にかかわるトピックを取り上げたディベートを通して、自分の意見を論理的に/根拠立てて構築し、効果的に人に伝えるための訓練をしていきます。これらは、卒業後に企業などでの実務を円滑に進める上でも、必要不可欠な素養です。

今林 直樹

テキストとして現代の諸問題に関する日本語の新聞記事および英文を読む。その内容に関して確認し、それぞれの論点についてディスカッションを行う。議論を通じて感じたことや、テキストの内容に関する受講生自身の見解を適切な文章にまとめさせる。議論を通じて、他の受講生の意見に耳を傾け、理解することができるよう、少人数でのグループを設定し、ディスカッションを行う。

大平 聡

「敗戦後71 年目に考える」をテーマに掲げます。近年、日本は周辺諸国との間で領土問題という大きな外交問題を抱えることになりました。その背景には、アジア・太平洋戦争をどうとらえるかという歴史問題が存在しています。本演習では、戦争が学校教育に及ぼした影響を、本学の前身、宮城女学校が体験した歴史の中から学び取り、戦争の時代を理解する手がかりを得たいと考えます。アジア・太平洋戦争期に、宮城女学校が発行した『橄欖』を読み、また、女学校の生徒として戦争を体験した方々から経験をうかがい、戦争の時代を考えます。

鎌田 由香

1.健康の維持をテーマとした演習である。|  バランスの良い食事、食事と運動のバランスについて考えるため、|  栄養アセスメント(身体構成成分の測定や栄養診断など)を体験する。|2.文献検索について習得する。|3.レポートの書き方・プレゼンテーションについて習得する。|4.テーマに基づいたレポートを作成し、プレゼンテーションを行う。

菊池 勇夫

東北地方(および周辺地域)の歴史・文化に目を向ける。東北地方に生まれ育っても意外と東北について知らないものである。東北新幹線の座席に置いてある『トランヴェール』誌を主に使って、東北地方の自然・環境、産業・技術、民俗・芸能、歴史・史跡などを幅広く取り上げ、歴史・文化遺産につういて理解を深めていく。要点をまとめて発表したり、質疑応答してゼミ形式の授業に慣れていく。受講人数によっては4、5人のグループを作って進める。図書館、新聞・雑誌、インターネットなどの活用の仕方も身につけていく。

木野 和代

"自分が生きてきた時代について各々が何かテーマを設定し(例:お受験,いじめ,スマホ,若者のテレビ離れ,地元の商店街や祭り,など),資料を集め,報告書(レポート)を作成します。テーマ設定のためには,自己理解のための簡単な演習を行います。また,それぞれが調べ,考えた経過を報告し,これについて受講者相互に意見交換を行います。他のメンバーとの「学びあい」を主に,学習を進めていくことになります。"

櫻井 美幸

川北稔『砂糖の世界史』(岩波ジュニア新書)を読みながら、グローバルな歴史を砂糖と人間の関係を軸に、学んでいく。ゼミ学習とは何か、発表のやり方やゼミに参加する姿勢、さらにレポートの書き方など、これからの大学におけるゼミ学習で必要なスキルを身につける。

佐々木 ルリ子

生涯にわたり健康を維持増進させて、いきいきとした有意義な人生を送るためにはどのようなことが大切であるか。栄養と運動と休養の面から健康づくりについて、本学図書館や新聞等を利用して大学で学んでいくための基礎的な学習技術を学ぶ。

杉井 信

アジア諸国で制作された映画は、アジアの人々の見方や考え方、夢や楽しみ、苦境などを知るための格好の材料である。このような映画に親しみつつ、基本的な学習技術や考え方を身につけてもらう。 具体的には、各受講者には、日本以外のアジア諸国で制作された映画を1本(以上)選び、各自で見てもらい、小論文を書いてもらう。テーマは、見た映画と何らかの点で関連するものであれば、何でもよい。小論文を書くための資料を探し、読み込み、考え、発表し、話し合い、最終的に小論文にまとめる、という「作業」を半年間かけて行う。

田中 史郎

"様々な情報-とりわけ文字情報-を理解したうえで、自らの考えをまとめ、さらにそれを的確に表現することは、専門分野にかかわりなく重要なスキルといえる。本基礎演習においては、表現の技法について学んでゆきたい。まず、「表現のツール」であるパソコンになれていただく。具体的には、プレゼンソフトやHTMLなどを使えるように練習する。その後、「文章を書くための日本語の表現」を学び、レポートや小論文を書いていただく。そして、それらを素材に議論を深め、より的確な表現を考える。文章表現に磨きをかけることになろう。なお、私の専門は経済学なので、経済学や社会科学にかんする領域を扱うことを承知しておいていただきたい。

丹野 久美子

近年の若年女性においては、過度なダイエット行動をはじめ、食事に関する知識、意識が低いことが将来の健康状態に及ぼす影響が懸念されている。この授業では「運動」や「食事」をテーマに取り上げ、発表やディスカッション、体験を通して、自分自身の食事内容や身体活動について考える。 

土屋 純

フィールド調査入門|「仙台の魅力発見」をテーマに、資料収集、分析、発表、レポート作成を行う。

友野 隆成

大学における学習スキル(ノートの取り方・資料収集の仕方・プレゼンテーションの仕方など)を身につけることを目的とします。

平本 福子

食生活ならびに食教育に関するテーマを選び、講義・実習をする。また、各自が興味のあるテーマで本を探し、レポートし、ディスカッションを行う。さらに、論理的に話す(発表)、書く(レポート)ことを通して、大学における基礎学習力を修得する。

増冨 和浩

レジュメの作り方、発表の仕方、レポートの書き方に慣れるための練習を主とします。なお題材のうちのひとつは芸術から取り上げます。

八木 祐子

「アジアを語ろう、2016!!」 あなたの持っているアジアのイメージは、どんなものですか?あなたたは、アジアのどんなことに興味をもっていますか?食べ物?衣装?女性の生活?観光?開発問題?NGO?アジアについて、いろんな視点から考え、みんなで活発な議論をしてみたいと思います。本演習では、、1つめに、アジアの文化、女性の生活や社会問題について、さまざまな観点から学ぶこと、2つめに、レジュメの作成方法、発表のしかた、レポートの作成方法など、大学での勉強に必要な基本的な技法を身につけることを目的としています。

山岸 喜久治

『憲法判例百選』、『民法判例百選』などの判例やニュース報道の中から、学生のみなさんに関心のあるテーマを出してもらい、分からない点を教員がテキストに基づいて解説するというやり方で、リーガルマインド(法的思考)や基本的な日本の法律である憲法・民法および訴訟法などを勉強します。演習の最初の2回は、教科書に沿って、担当教員が日本法の体系を概説します。演習は対話方式で進めます。

遊佐 典昭

大学で学ぶための意義、作法、およびスキルを身につけます。資料の収集、分析、発表の方法、レポート作成法の基礎的なスキルを、グループプロジェクトを通して身につけます。題材は主に、「ことばの気づき」に関するものです。

姚 国利

グローバル化が進む現代国際社会はいま、開発、環境、エネルギー、貧困、福祉、人権、宗教間の対立、領土問題、食料、水などの様々な問題に直面している。| 本演習は国際関係と国際経済を中心にして、上記の諸問題と関連付けながら、現代国際社会の構造と特徴を検討する。

吉村 典子

大学ではどの学科の学生であろうと、研究する対象について、まずその「ファクト」を見つめ、そこから見いだされる疑問点等から「問題提起」し、その「問題」を解決するために「考察」を重ね、「評価(位置づけ)」をすることは共通しています。この作業を、造形作品等を対象に、15回の講義と演習をとおして試みます。

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