カリキュラム

1年次、2年次で人間文化学の土台をつくり、3年次、4年次には、歴史文化コース・国際文化コースの系列を選択し、3年次の演習でより本格的に学び、4年次の卒業論文で、人間文化学科で学んだことの総仕上げをします。

<歴史文化コース>
歴史文化コースでは、日本史、西洋史、東洋史、美術史、女性史、哲学、考古学、民俗学等の講義科目が開講されています。また演習は日本史、西洋史、美術史という担当教員の専門分野に沿った形で開講されており、それぞれの演習で卒業論文を書くことができます。セミナー科目では、外国語以外に、日本史の史料、美術資料の講読があり、選択して受講することができます。

<国際文化コース>
国際文化コースの対象地域は、東アジア、南アジア、東南アジア、ヨーロッパ(西欧・東欧・北欧・南欧)の地域であり、南アジア、東南アジア、ヨーロッパについては、卒業論文、演習、講義、セミナー科目の諸科目が開講されています。担当教員の専門分野は、地域を単位として、国際政治学、文化人類学、地域研究などの多方面にわたり、グローバルな視点で、学生の多様な関心に応える体制を整えています。

4年間の学びの流れ

※人間文化学科のカリキュラムは、「一般教育科目」「専門教育科目」「教職に関する科目」「学芸員に関する科目」で構成されています。
※帯部分は複数学年開講科目です。
※「*」の科目は、再度履修が認められています。

履修モデル

1 英語コミュニケーションⅠ 日本史概説 体育実技
2 芸術史概説 自然科学入門 フランス語リテラシーⅠ
3 女性と人権 自然地理学 キリスト教学 音楽の世界
4 基礎演習 フランス語コミュニケーションⅠ 日本語演習
5 歴史・地域学入門 南アジア文化概論

1年生は一般教育科目と学科専門科目の基礎科目を学びます。
1年生は必修科目が多いので、受講科目数はどの学生も多くなります。

1 英語リテラシーⅡ 総合コース 教育方法論 西洋社会の歴史B 総合コース
2 社会科教育法Ⅱ(公民分野) 導入演習Ⅱ 道徳教育の理論と方法
3 日本美術史A ジェンダー論 ヨーロッパ文化概論 人文地理学B
4 社会保障と福祉 心理学B
5 東南アジア地域研究

教職課程をとっている2年生の時間割です。
教職を取る場合、学科の専門科目に加えて、学科外の教職科目を学ぶ必要があるので、科目数はかなり多くなります。

1 フィールド実習事前指導 生涯学習概論 ライフワーク論 博物館資料保存論
2 女性の歴史A 博物館実習Ⅱ 考古資料の研究B
3 キリスト教と現代社会 歴史文化演習Ⅱ
4
5 地域社会史B

学芸員課程をとっている歴史文化コース3年生の時間割です。
学科専門科目は演習を中心に学びます。学芸員課程では、講義科目のほか、前後期とも実習科目をしっかり学びます。

1
2 国際協力論
3
4 歴史・地域学持論B(女性と文化) 卒業研究演習Ⅰ
5 多文化共生論

国際文化コース4年生の時間割です。
4年生の多くは、卒業論文の準備に集中するため、受講科目は少ないです。授業のない日は、就職活動に充てる人も多いです。

在学生の声

  • O.Mさん

  • W.Nさん

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