ながた あつまさ
永田 貴聖
准教授
博士(学術)

【Ⅰ. 基本情報】
所属 | 現代ビジネス学部 現代ビジネス学科 |
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専門に関わる資格 | 専門社会調査士 |
研究分野(キーワード) | 文化人類学 多民族多文化社会 人の移動 ビジネス |
主な担当科目 | 教養講義B(社会) グローバル社会論 多文化社会とビジネス ビジネス課題研究 |
【Ⅱ. 業績一覧】
研究業績 | 共生社会の再構築I シティズンシップをめぐる包摂と分断(大賀哲 蓮見二郎 山中亜紀 編) 永田 貴聖(担当:分担執筆, 範囲:8章「送り出し社会と移住先社会の構造と規範のなかで生きるフィリピン移住者の戦術」p.129-145) 法律文化社 2019年4月 |
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異貌の同時代―人類・学・の外へ(渡辺公三 石田智恵 冨田敬大 編) 永田 貴聖(担当:分担執筆, 範囲:11章「巻き込まれてゆくことからみえる在日フィリピン人移住者たちの社会関係」p.309-338) 以文社 2017年5月 | |
トランスナショナルフィリピン人の民族誌 永田貴聖 ナカニシヤ出版 2011年3月 | |
所属学会 | 日本移民学会 日本文化人類学会 関西社会学会 社会学研究会 |
競争的資金の獲得状況 (過去10年間・外部資金含む) |
・京都市東九条における日本人・在日コリアン・フィリピン人の関係形成についての人類学 (日本学術振興会 科学研究費補助金 基盤研究C・文化人類学 永田 貴聖(代表)2017年4月 - 2021年3月) ・「新しい」フィリピン人によるトランスナショナル関係構築の人類学的研究(日本学術振興会 科学研究費補助金 若手研究B 文化人類学・民俗学 永田貴聖(代表)2010年4月 - 2013年3月 ) ・トランスナショナル・フィリピン人の民族誌(日本学術振興会 科学研究費補助金(研究成果公開促進費・学術図書 永田 貴聖(代表)2010年4月 - 2011年3月) |
社会における活動 (学会活動以外) |
・京都YWCA会友・ 外国人支援グループ京都YWCA・Asian Peoples Togetherメンバー(1999年4月~2007年3月) ・京都学園大学・京都先端科学大学同窓会 常任理事(2010年10月~2020年3月) ・フィリピン系のこどもたちと学ぶ会(京都市) メンバー(2011年7月~現在に至る) ・京都市地域多文化交流ネットワークサロン・フィリピン系住民との協働活動(2012年6月~現在に至る) ・とよなか国際交流センター 25周年記念誌執筆のためのフィールドワーク(2017年6月~2018年12月まで) |
【Ⅲ. 研究室紹介 】
研究活動 | 私は実際の現場で研究者が参与観察を行うフィールドワークという手法を採用している文化人類学を通じて、日本・韓国に住むフィリピン人移住者のグループ・ビジネス活動に注目してきました。フィリピン人たちはフィリピン人グループをつくる場合でも多くの移住先の人びとや他国出身の移民と協働します。自分たちの出身国や出自民族にこだわりながらも、他の人びととも関係を密にするフィリピン人たちの生き方を追いかけています。 |
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ゼミ紹介 | 私が担当するビジネス課題研究ゼミでは「多文化社会の文化人類学」をテーマにして、外国からの移住者がどのように社会関係を形成し、社会経済活動を行っているのかを通じて、多文化社会化しつつある状況を理解することを目指します。移住者たちが実践する活動は、移住先の日本人等々さまざまな人びとを含みながら行われます。ゼミでは、主に日本・海外の外国人移住者の状況、近隣地域における現在の動向についても注目します。 |
高校生へのメッセージ | 大学生時代の経験や大学での学びはその後の人生の方向性をつくる大きなチャンスです。大学時代、私は海外に興味を持ち、外国の人びとと交流しました。今では、その経験を活かし、日本に住むフィリピン人たちのことを研究しています。皆さんも、大学でよく学び、遊び、人間としての幅を広げてください。 |
メディアでコメント可能なトピック・テーマ等 | ・海外からの移住者関連・フィリピン人移住者について・外国人関連 |
個人ホームページ,researchmap,j-global等 | https://researchmap.jp/read0140808/ |
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