このセミナーは、高校の時に暗記の代名詞であった英文法の背後に、シンプルな姿が潜んでいることを考えます。
セミナーは、担当者の発表に対して、受講生がディスカッションをしながらすすめていきます。今まで、知りたいけど恥ずかしくて聞けなかった英文法の謎を、解いていきます。
前期:作品鑑賞と芸術論講読
後期:作品を見ることから論じることへ
作品についての客観的データ構築から、問題設定(目的)のある口頭発表やレポート作成へと進めていきます。
作品を見て出てきた興味や疑問を、様々な資料を使って読み解き、多角的な視点から作品にアプローチしていく方法を学び、実践していきます。
前期:1692年セイラムの<魔女狩り>を描いたアーサー・ミラー(1915-05)の作品THE CRUCIBLE(映画脚本1996)を読み、特殊な歴史的背景と普遍的な人間の心理について考えます。集団の中での個人のあり方が主要テーマ。
後期:TWELVE ANGRY MEN(TV脚本1954)を読み、多民族国家アメリカにおける民主主義の理想に触れます。
陪審員制度を支える理念について考えましょう。
受講生がトピックを決めて、毎週他の受講生や指導教員と議論を繰り返しながら、英語で20ページの論文を書きあげます。講義での議論は、英語で行うこともあります。一つのトピックを考え抜くことで、大きな達成感が得られると思います。