ゼミナール紹介

基礎領域群

発達心理学(畑山みさ子)

人間の誕生から死に至るまでの心身の生涯発達の心理学について学びます。具体的には、初めに発達の原理、発達に係わる諸要因、発達の研究法について学び、続いて乳幼児期から青年期の心理的特性とその発達について学びます。

教育原理(村野敬一郎)

「教育」という営みを、その理念、思想、歴史の観点から考察し、今後の教育のあり方を考えます。たとえば、人間にとって教育とはどういう意味があり、それぞれの時代、社会の中で人間たちは教育について何を考え、教育を通して何を実現しようとしてきたのかということを中心に検討します。

専門領域群(心理系科目)

乳幼児心理学(足立智昭)

子どもや家族の中で生じているさまざまな問題にも言及しながら、乳幼児期の発達の基礎的事項について学びます。また、それらの知識をいかに保育や教育の実践に応用するかについても、具体的な事例を通して学びます。

教育心理学(西浦和樹)

子どもの発達、知能検査、性格検査、動機付けを中心に学び、保育者として子どもの理解に必要な心理学の基礎知識を習得します。

専門領域群(福祉系科目)

障害者福祉論(白石雅一)

世界や我が国の障害者福祉の歴史を学び、差別や誤解の繰り返しについて考察します。そして、現在の施策、特に障害者自立支援法について、多角的に調べ深く学びます。また、さまざまな支援方法についても、最新の情報に基づき学びます。

地域福祉論(相原芳市)

「地域福祉」で言う”地域”とは何か、また、しばしば用いられる”コミュニティ”とは何か。これらの概念を地域福祉の視点で問い直し、社会福祉法に込められた地域福祉推進の理念と目指すべき「福祉コミュニティ」の姿を描き出し、その具現化のための「地域福祉計画」やそれを支える理論とこれまでの取り組みの経緯について学びます。

実践領域群

保育実習(石川隆、足立智昭、西浦和樹)

保育所及びその他の児童福祉施設で実習を行います。保育所や施設での実習を通して、保育士になるために必要な基本的知識や技術を実際の保育現場に当たりながら習得します。保育所での実習は、2年次と3年次に行われ、大学での学びを踏まえ段階的に行われます。

教育実習(足立智昭、村野敬一郎、松本晴子)

幼稚園教育の実際を理解することを目的として、2年次に1週間、3年次に3週間の実習を行います。2年次の実習では、幼稚園での生活と遊び、保育の流れ、教師の役割などを観察し理解することを主な目的とします。また、3年次の実習では、幼稚園教育の実際と保育者の役割について理解し、全日実習などを通して保育の実践力を身につけます。

ソーシャルワーク実習(相原芳市、白石雅一、熊坂聡)

4年間の社会福祉に関する学びの集大成としての実習です。学んだ理論や技法について実習計画に基づき、現場の実習指導者の指導のもとで可能な範囲で実践します。

図画工作(石川隆)

さまざまな造形表現の技法とその表現効果について学びます。たとえば、壁面装飾作りにすぐに使えるような技法や、子どもたちと一緒に作ることが出来る創作遊びなどを学びます。

小児体育(白木悦子)

幼児のための身体表現運動、リズムダンス、マット運動、運動遊びなど、理論と実技を通して幼児に必要な基礎技術を習得し、その指導法と教材について学習します。たとえば、最後の授業では、グループ毎に創作ダンスを発表します。

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