人と関わる仕事を通じて「新しい当たり前づくり」に挑戦していきたい

イオン古川店 菊地愛美さん

売り場では常に笑顔を心がけている菊地さん。マネージャー業務をこなしながら、なるべく売り場に出て接客をするようにしている。

「私は周囲の人に恵まれていると思います」と話す菊地さん。職場は明るく活気があり、相談もしやすい雰囲気だという。

タグを切るハサミや裾上げのクリップ、お直しで使うメジャーや新人時代のメモ帳など、仕事に欠かせない道具たち。

イオンリテール株式会社に就職を志望した理由は?

就職活動を始めた当初は、どんな仕事に就きたいか明確なイメージを持てずにいました。ですが、大学での企業説明会で、イオンは日本で最初にランドセルのカラーバリエーションを増やした会社だという紹介がありました。現在は色とりどりのランドセルがあることはごく普通になっていますが、このように「新しい当たり前をつくる仕事」に魅力を感じたことが志望のきっかけです。

現在の仕事内容を教えてください。

売り場づくりと接客、そして今年からマネージャー業務が加わりました。新人の育成、パートさんの勤務時間の管理、予算策定、各月の売り場の計画書など業務はたくさんあります。まだマネージャー1年目なので、上司にサポートしていただきながら勉強中です。

就職して、大変だと思ったことはありますか?

初めての一人暮らしは慣れるまで大変でした。私は朝が弱いので、それまでいつも家族に起こしてもらっていましたから(笑)。ですが、同じく一人暮らしが初めての同期たちと励まし合いながら過ごして、今ではすっかり早起きにも慣れました。

仕事のやりがいはどんなところですか?

やはり売り場づくりは楽しいですね。例えば今夏、Tシャツの販売にカを入れるために、Tシャツをずらりと並べてディスプレイしたり、遠くにいるお客様にもしっかりPRできるように天井からTシャツを吊るしたりと工夫しました。その結果、全国の売り場の中でも良い成績を残すことができてとても嬉しかったです。スタッフみんなで意見を出し合いながら、日々協力して売り場づくりに励んでいます。

学生時代の学びや経験で生かされていることはありますか?

接客時に意識していることは、話しかけやすい雰囲気を作ることです。ここに、心理行動科学科で学んだ「傾聴」や、接客のアルバイトで培ったコミュニケーション力が役立っていると思います。また、大学祭の実行委員を務めた時に、様々な立場の方と関わったり、意見をまとめたりした経験も、しっかり活きています。

これからの目標は?

入社時から3年間古川店に勤務していますが、他のお店も経験したいと考えています。さらに、志望のきっかけにもなった「新しい当たり前をつくる仕事」にも興味があり、ゆくゆくは商品開発にも携わってみたいです。そのために、マネージャーとして経験を積むことはもちろん、化学繊維の勉強など色々なことにチャレンジしたいと思っています。