園長ブログ

森のものがたり~今日のこども園~

2024.12.24 心も体も温まる

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昨日降った雪が朝の寒さでシャーベットのように硬くならずサラサラなまま園庭に残っていました。しかし、サラサラな雪では雪玉や雪だるまにするには難しいと思っていたのですが、日中日が差し、少し融けて水分が増えたことで雪だるま作りにちょうど良かったのでしょう。子どもたちが給食を食べているとき、園庭に数体の雪だるまが並んで立っていてびっくりしました。しかも、芝の園庭の特性だと思っているのですが、多くの乳幼児施設や学校や公園で作られる雪だるまのようにゴマのおはぎのような砂まみれの雪だるまではなく芝は絡まっているもののとても綺麗なのです。残念なことに子どもたちが雪だるま作りをしている様子を見ることはできませんでしたが0歳児もも組の保育室の真正面に置かれて(作られて)いた小さな雪だるまはきっともも組の先生か未満児クラスの先生が作ったものでしょう。ほんの5〜6分程度雪だるまの様子を見に行っただけで手が悴むような寒さのお陰で小さな雪だるまを含め日差しを浴びていても融けることなく残っていました。

一方、2歳児ぶどう組の子どもたちはさつまいもを使ったスウィーツ(さつまいもケーキとスウィートポテト)を作って届けに来ててくれました。とほぼ同時に児童クラブの子どもたちが作った味噌汁も届き職員室が賑やかになりました。そんな子どもたち、先生たちの心遣いが寒さを忘れさせ、心を温かくしてくれました。

また、児童クラブの子どもたちはユニセフに献金を献げるべく、自分たちで作ったバスボムとろうそくの販売を企画し、チラシを作り先生たちにも宣伝していました。クリスマスの時期にこのような行為が行われることはもちろん素晴らしいことですが、常にそんな意識を持ち続けたいものです。 さて、2024年は皆さんにとってどのような一年だったでしょうか?新年早々甚大な被害を与えた能登半島地震が発生、翌日にはその震災の支援に向かう予定だった海上保安庁の飛行機と日本航空の旅客機が羽田空港で衝突するという衝撃的な事故が発生し、復興・復旧の兆しが見えかけた9月には豪雨による被害が発生し、今なお被災地・被災者が困難な中で生活を余儀なくされています。 来る年が、そんな地にある方々、争いや餓えや病で大変な思いをしている方々、こども園につながる皆さんにとって佳き年になるようにお祈りいたします。

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