園長ブログ

森のものがたり~今日のこども園~

2024.09.24 以心伝心

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今日は 4歳児そら組のK先生を含め、9名の音楽家の方々にいらしていただき、広場(ホール)で「森のおんがく会」を行っていただきました。それぞれお仕事をなさっておられる方々が、この日のために練習を重ね素敵な音色を聴かせてくださったのですが、おんがく会を始めるにあたり讃美歌を歌い、お祈りをしたのですが、前奏曲も讃美歌も全てヴァイオリン、ヴィオラ、コントラバス、ファゴットによる生演奏で歌うという何とも贅沢な時間からスタートしました。0歳児から5歳児まで全園児が集うと言うこともあり、代表の奏者から「静かに聴かなくてもいいからね!楽しく歌ってもらってね」とのお墨付きをいただいたこと、そして、選曲もクラッシックだけでなく、子どもたちに馴染みのある童謡やアニメの曲という配慮もあり、子どもたちは大喜びで、知っている曲は大きな声で歌い始めます。そんな子どもたちの反応が嬉しい(楽しい)のでしょう、時折譜面から目を離し、子どもたちにアイコンタクトを送ってくださったり、笑顔で応えてくださったりしてくださる姿も見られとても素敵でした。また、ご準備頂いた曲のほかに各クラスで選んだ曲を「N◯Kのど自慢」よろしく生演奏をバックに歌うと言う何とも贅沢で貴重な経験をさせてもらいましたが、その際も子どもたちの歌のテンポに合わせて演奏してくださっていることがとても印象的であり、子どもたちの喜びや嬉しさや楽しさが演奏してくださる方々に以心伝心しているように感じました。最後にささやかなお花のプレゼントを受け取っていただきましたが、ファゴットの先に花束を入れておられる様子も喜びを表現してくださっているのだと思いました。来月末には延期になってしまったハープコンサートが予定されていますが、今日のおんがく会同様、音楽を通し素敵な時間を過ごしたいと思います。本日のために演奏してくださった皆さん、担任業務で見せる表情とは違う一面を見せてくださったK先生に改めて感謝申し上げます。ありがとうございました。

さて、明日は5歳児ひかり組の子どもちが楽しみにしていた「遠足」の予定日です。首を長くした待っていた子どもたちの気持ちが伝わったのでしょう、5限目の授業を終えた頃には綺麗な夕焼けも見られたことからも明日の遠足はお天気に恵まれそうです。しかし、学内のあちこちにどんぐりや栗が落ちるようになったことや朝夕の冷え込みからも、暑かった夏から一気に秋がやってきた印象を受けます。栗駒は仙台より気温が低いことも考えられます、風邪を引いたり体調を崩したりすることがないよう一枚羽織れるようなものが必要そうです。

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