宮城学院女子大学附属認定こども園　森のこども園

　新年あけましておめでとうございます。
　冬休み、12月いっぱいで児童クラブをやめる友達がいたのでお別れ会を兼ねてみんなで『パフェづくり』をしました。今回はみんなが食べられるように豆乳クリーム・アイスなどを使い、好きなカットフルーツや《オレオ》などを組み合わせて、自分だけのパフェを作りました。以前トッピングをした際に多くとりすぎる子もいたため、量を考えて取るという話をすると、「このぐらいならいいかな？」と調節しながら選んでいました。みんなで食べるパフェは格別。コーンフレークがなくなるまでおかわりし続ける子もいて大満足なパフェづくりでした。お別れする子へのはなむけの言葉も贈り、また会える日を楽しみにしました。

　年が明けて、風が強い日が続きました。雪が積もらず残念そうにしていましたが、凧あげの凧作りをすると、びっくりするほど高くあがりました。（高い人で２０メートルほど！）はじめから糸を長くしてもうまく上がりません。はじめに糸を短めに持って風に乗ったときに長くするというコツを覚えました。ただ長くしすぎると風向きで友達の凧と絡まりやすく、男児の凧同士が上空の２０メートルで絡まってしまいました。一人が思わず手を放してしまい、森の木の高さよりもはるか高く、持ち手部分ごと飛んで行ってしまいました。「あ～っ おれの凧が…」と追いかけましたが、あっという間に見えなくなってしまいました。「どこに行っちゃったんだろう」とずっと気になっている子もいたので、翌日丸田沢付近まで散歩をしながら探しに行きました。
　丸田沢に行くとたくさんの白鳥がいました。３年生に数えてもらうと８０羽もいるとのこと。双眼鏡をもっていきましたが、不要なくらい白鳥は近くにいました。しばらく観察して丸田沢から園に戻るときに丸田沢の向こう側に白いものが見えました。なんと飛ばされた凧があったのです。まさか凧が本当に見つかるとは…！と全員で驚きました。残念ながら沢の奥の草原に引っかかっていたので取ることはできませんでしたが、見つかったことが大ニュースとなりました。

　年始から明るく楽しい児童クラブです。今年一年もみんなで健康に楽しく過ごせるようにしたいと思います。