森のキッチンより

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2022.10.28 丸田沢の謎と芸術の秋

 先日また遊歩道散策へ行きました。見晴らしのいいところで「おーい!」と大声で叫ぶと『おーい!』とやまびこが返ってきました。山じゃないのにやまびこが返ってくるのを面白がりました。こども園付近の遊歩道から見える丸田沢に、オレンジ色の鯉を発見!!「いつもピアノ池にいる魚だ!」とこども達も職員も驚きました。なぜ丸田沢にいたのか宮城学院の校舎と沢と繋がっている太いホースから来たのか…と考えを巡らせていました。
 この間のカメの件からまたまた謎が増えました。また、ロープ上りや中高のグランドで鉄棒に挑戦もしてきました。

 こども園の森にたくさんの自然物が落ちる季節となりました。園行事で森の芸術祭があったので、児童クラブの子どもたちもポスカを使って「朴の葉アート」をしたり、木の実を組み合わせた森のオブジェづくりをしました。「小学生はさすが!」といわれる程、発想力が豊かで細部にこだわっている作品が揃いました。秋の自然物で森のレストランとして「彩りスープ」「スパイシーカレー」と見栄えを考えて作ることにも夢中になっています。

 異年齢ではみんなで王様ドッジボールやポートボール、みんなで考えたゾンビ鬼ごっこをして遊んでいます。異年齢で遊んでみると力の差が表れたり、うまくいかずに不満に思う子も出てきます。その都度集まって問題点を伝え合い、ルールをどうすればいいか、下級生と上級生のバランスはどうかなど話し合って改善して仕切りなおす様子がみられました。自分のチームが良ければ…という考えがあった子たちも少しずつバランスを見れるようになってきました。今年度も後期になり、今の児童クラブのメンバーでの話し合いや他の子を気遣う気持ちも芽生えたように思います。
 後期もみんなで相談しながら有意義な時間を過ごしていきたいと思います。