森のキッチンより

画像をクリックで拡大します

2022.10.14 うどん職人とカメの捜索

 あっという間に10月になりましたね。春に植えた人参もオレンジ色の頭が見えてきたので収穫をしました。間引きをしたところは大きく長く育っていましたが、間引きができていなかったところは小さいのが連なって抜けました。間引きする大切さを学べた収穫となりました。とれたての人参を生で食べたいという子もいました。皆さんお味はいかがでしたか?

 秋休みに児童クラブにくる子ども達に、去年は芋煮をしたけど何をしたいかな?と尋ねると「うどんたべたい」ということだったので、「うどん作り」をしました。うどんの材料は中力粉と水と塩で、自分達で計量して作り始めました。こねて丸めてビニールの上から足で踏みました。手拍子でリズムを刻みながら薄くなるまで順番に踏んでいるグループもいました。生地を休ませた後に包丁で切ったり型抜きをしたりし、知らない間に団子状のものを作って茹でていた子もいました。茹でると切った太さより太くなったので食べていると「あごがいたい…」という子もいて、歯ごたえとこしのあるうどんができました。「おいしかったのでレシピください」という子もいました。またみんなでおいしいものを作れるといいですね。

 違う日には夏ぶりに宮城学院の森の遊歩道散策をしました。柿の木に実がなっていたり、栗のいがが大量に落ちていたりと、秋を感じることができました。今回の散策で子どもたちが夢中になったのは「カメ」です。芝生広場のピアノ池にアカミミガメらしきカメが悠々と泳いでいたのです。そこから遊歩道でカメ探しが始まりました。丸田沢で甲羅干しをしているカメを見つけたり、失踪してしまったティアラちゃんを探そうとミミズなどのエサを仕掛けて釣りに挑んでみたりと充実した時間をすごせました。