学生のおすすめ本7



 『からくりからくさ』  梨木香歩  新潮社

 『からくりからくさ』は、『西の魔女が死んだ』の著者の梨木さんが書いたものです。
 この物語は、主人公の持つ市松人形を軸に、二体あるそっくりな市松人形の謎、呪われた能面の謎、それに関わり明らかになっていく登場人物たちの関係性、独特な姿のドラゴンが描かれたキリムの謎、登場人物たちの恋などが全体を通して語られます。

 また、登場人物たちは同居しているのですが、「節約のため」と言って、庭にある雑草を食べ始めます。
 聞いたことのない草の名前がたくさんでてきたり、ふきのとうなどの昔ながらの調理法も出てきたりして、驚くことがたくさんあります。
 そして物語全体を通し、染物や織物、能面が出てきます。これらの知識がなくても十分楽しめますが、知っているとさらに楽しめると思います。
 このように、盛りだくさんの内容になっている作品です!!是非読んでみてください。



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