PARTビジネスマナー■スーツの手入れも忘れずに■コートを着ている場合は89 スーツの上にコートを着ることには何の問題もありません。ただし、ポイントは脱ぐタイミング。コートを着たまま会社や会場に入るのは失礼にあたります。コートは必ず入る前に脱ぎ、手に持つようにしましょう。スーツを掛ける際は、肩幅に厚みのあるハンガーを使うのが理想的。針金ハンガーで吊すと、シワができてしまう場合があります。また、ポケットに物を入れっぱなしにしておくと型くずれの原因になるので注意しましょう。1日着たスーツはできるだけブラッシングするように心がけましょう。□筆記用具□印鑑・朱肉□学生証□ハンカチ・ティッシュ就職活動に髪型の決まりはありません。しかし、ボサボサの髪や傷んだ髪の毛、寝癖がついた髪型では、あまり良い印象にはなりません。傷まないように日ごろから注意し、最低限のセットは行うよう心がけましょう。短い髪はさわやかな印象を与えます。髪が長い人は、お辞儀などの際に髪が乱れないよう1つに束ねると好印象を与えます。 面接はテーブルが無い場合が多いので、スカートの丈は座った際に、膝が隠れる長さが好ましいです。シャツは白が基本です。シワがあるとだらしがない印象になりますので、シャツにきちんとアイロンをかけ、ジャケットもバッグを肩にかける際など、あまりシワにならないように気を付けましょう。 また、夏場はクールビズでジャケットを脱ぐことがありますので、透けないように濃い色のインナーは避けましょう。就職活動中のメイクで大切なのは“健康的”であること。肌の色を悪く見せてしまうブルー系やパープル系は避け、元気さを印象づける色を選びましょう。口紅は濃い色を避け、淡いピンク色などを選ぶと良いでしょう。また、説明会や選考の前だからといって過剰なお肌の手入れはNGです。いつもはしないパックや美容液を使用すると、肌が拒否反応を起こしてしまうことがあります。ここでは、家を出る前にチェックしておくべき持ち物リストを紹介します。毎回チェックするなど、習慣づけておくと良いでしょう。高価なブランド品などを身につけることは印象を悪くする恐れがあります。面接官が見ているのは内面的な部分。安価なものでも良いので、清潔感が優先です。□履歴書・提出書類□手帳・メモ帳□携帯電話□地図・路線図印象の良い髪型を!服装と身だしなみで印象が左右されるメイクは“健康的”を意識してこんなところにも気をつけよう家を出る前に持ち物をチェック!高級品を買う必要はない!ガンバレ就活!5
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