
学長 長谷部 弘
今年も大学祭を迎えることになりました。毎年皆さんが設定される大学祭のテーマが楽しみなのですが、今年出されたテーマが「Pilinaピリナ」。ハワイ語で「絆」「繋がり」を意味するのだそうで、皆さんがこの言葉に込めようとした思いを私も共感するものです。
「絆」という言葉は、2011 年 3 月 11 日に発生した大地震に端を発する東日本大震災の復旧プロセスにおいて合言葉のように使われ、溢れかえった言葉だったことを思い起こします。皆さんは、大学祭を通じて MGU の友人同士も加え、地域の方々やOG の方々など、宮城学院に関わる多くの人たちとの間に「絆」を結んでいきたいと願っておられるのですね。それは、社会の基層部分を「砂のような個人義」が埋め尽くしている現代の日本社会において求められる切なる願いでもあります。
私も、参加者のすべてが良い繋がりを実感できる良い大学祭になりますよう、祈り願っております。

大学祭実行委員長 堀口 美咲
今年のテーマは「Pilina(ピリナ)」です。「Pilina」はハワイ語で「絆」「繋がり」を意味する言葉です。
大学祭では学生同士の絆を深めるだけでなく、地域の方々や、これまで宮城学院の伝統を繋いできたOGの方々など、宮城学院に関わるさまざまな人々との繋がりを強める重要な機会です。この大学祭に訪れる、参加するすべての人たちにとって繋がりや絆を感じられる大学祭を実現できることを願いこのテーマに設定いたしました。
最後になりますが、大学祭の開催にあたりご支援、ご協力いただきました諸先生方、職員の皆様、学友会、学生諸姉の皆様に心より感謝を申し上げ、挨拶といたします。