末の松山




沖の石から、ほんの30秒ほど歩いた丘の上には、末の松山とされる松の巨木が見える。この松は昭和61年に多賀城市の保存樹木に指定され、その樹齢は450年と推定された。

つまり、江戸時代にかの松尾芭蕉が『奥の細道』の旅路において、この松を見、「はねをかはし枝をつらぬる契りの末も、終にはかくのごときと、悲しさも増さりて」と述べた姿は、現在もその枝の形をとどめていることになるだろう。

前のページに戻る