土田 定克

担当科目
 専攻実技(ピアノ)
 


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担当科目について・・

全ソ連ピアノコンクールでリヒテルと第1位を分け合った恩師メルジャーノフ先生は、常に「音楽は語るべし」と仰っていました。では何をどう語るべきなのでしょうか。情報伝達的である「話す」とは異なり、「語る」には確実に伝えたい明確なイメージがあります。そのイメージ(曲想)をはっきりと掴んだ上で然るべきイントネーションを探求することにより、演奏者自身も聴衆も納得のいく演奏(語り)が可能になってきます。若き日の努力は間違いなく一生の財産になります。自分自身を日々新たにしていけるよう、虚心になって勉強に励んでください。

自身の活動について・・

 小西由紀子、坂田晴美、兼松雅子、A.ムンドヤンツ、V.メルジャノフに師事。
 1975年東京生まれ。桐朋女子高等学校音楽科(共学)首席卒業。モスクワ音楽院卒業。同大学院修了。2002年、第3回ラフマニノフ国際ピアノコンクール第1位。2004年ロシア・ペルミ市長より功労感謝状授与。2018年、ウクライナ第二代大統領(L.クチマ)より功労感謝状授与。
 国内では、東京文化会館、東京オペラシティ、カザルスホール、すみだトリフォニーホール、横浜みなとみらい、練馬文化センター、宮城県民会館などで演奏会開催。
 国外では、ロシア(モスクワ、タンボフ、イジェフスク、ペルミ、クングル、ヴォロネジ、オムスク、ヴォログダ、キスロヴォツク、トゥーラ、ベルゴロド、カリニングラード、ハバロフスク、ビロビジャン)、ウクライナ(ハリコフ)、クロアチア(ザグレブ、ロヴィニ、ドゥブロヴニク)、タイ(バンコク)、韓国(群山、益山、済州、西帰浦、順天、霊光)などで演奏会開催。
 フェドセーエフ、コチネフ、アンナマメドフ、シェスタコフ、ヴァシリエフ、ヂャチェンコ、タブリク、ハリロフ、シャブロフ、ヤンコ、金洪才、三ツ橋敬子らの指揮者と協演。
 モスクワ放送交響楽団、モスクワ交響楽団、ロシア国防省交響楽団、ヤロスラブリ交響楽団、オムスク交響楽団、タンボフ交響楽団、ミンボード交響楽団、ロシア極東アカデミー教交響楽団、HRTクロアチア放送交響楽団、ハリコフ地方フィルハーモニーアカデミー交響楽団、東京フィルハーモニー管弦楽団、町田フィルハーモニー交響楽団、大江戸交響楽団、秦野市民交響楽団、会津若松市民交響楽団、鎌倉交響楽団、郡山市民オーケストラ、富士フィルハーモニー管弦楽団等と協演。
 2枚組CD「ラフマニノフ・24のプレリュード」とCD「ピアノ名曲集」をリリース。自著『ラフマニノフを弾け』を上梓。同露語版はモスクワから出版。2017年、ベートーヴェンのヴァイオリンソナタ全10曲クロアチア公演(Vn.コンチャル)。
 2018年、ラフマニノフ生誕145周年記念としてラフマニノフの二大ピアノ協奏曲(第2番&第3番)一晩演奏会を開催(於:ハリコフ、チェリャビンスク)。
 
現在、尚絅学院大学子ども学科准教授。宮城学院女子大学音楽科非常勤講師。

(2018.4)