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File No18 小田 聡子 さん |
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年齢 20代 |
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在学中の専攻 ピアノ |
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学生生活で特に印象に残っているのは、やはりステージに関わることです。「音楽科コンサート」では3,4年生合同合唱の発表に向けて、みんなで一生懸命練習し、一つの舞台を作り上げました。また、文化系の友人たちが大学祭でのステージ発表に向けて意見を出し合いながら、準備に取り組み、とても魅力的なステージを見せてくれたことも懐かしく思い出します。
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卒業後、イギリスの英国王立音楽院の大学院へ留学し、先日卒業しました。高校生の時にイギリスの高校へ留学したことがあり、将来もう一度イギリスへ音楽の勉強に行きたい、という夢がありました。また、文化や土地柄、英語が大好きだったこともロンドンを留学先に選んだ理由のひとつです。
留学生活の中で得た一番大きなことは、人との出会いです。王立音楽院で師事したキャサリン・ストット先生からは様々な面で影響を受けました。また、各国から来た素晴らしい音楽家たちの個性あふれる演奏を聴き、とても刺激を受けました。こちらでは演奏者が、作品をどう理解し、どのように音楽に表現するか、が求められます。
ロンドンでは、フラットシェアといわれる一種の間借りで、住居費が高いロンドンではよくある形ですが、これを通して異なった文化、生活習慣を持つ人たちとうまく生活していくことも学びました。自分を大切にしていること、他人の個性を尊重すること、お互い認め合うこと、など日本との違いにも気づきましたが、私はとても良い点だと思っています。
もうひとつ、自然体で音楽に向き合う姿勢も新鮮でした。イギリスの人たちは休暇の間、ピアノの練習も休みます。これは日本では考えられないことです。練習は最高でも1日5時間まで、と言われていました。生活にメリハリをつけることが大切だ、ということなのだと思います。
現在は、自分が演奏家として自立していけるよう、さらに勉強を続けているところです。
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在学生のみなさんへ・・・
音楽が好きで、本気でやる、と決心したのなら、自分を信じて目標を持ってがんばってほしいと思います。あきらめず、努力すればきっと夢をつかめます。
留学を志すのなら、強い信念と忍耐が必要です。大変なことはたくさんあると思いますが、何かをやり遂げた時の喜び、素晴らしい体験ができることは間違いありません。
留学を考えている皆さん、ぜひがんばってください!
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お知らせ・・・
日本ショパン協会東北支部主催
第23回 新人演奏会 に出演します。
日時 2006年11月3日(金) 14時より
会場 仙台 電力ホール
演奏予定曲
ショパン作曲
3つの新練習曲
幻想曲 作品49
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