卒業後は実家のある福島へ戻り、ピアノを教えていましたが、同時にバロック音楽を愛好する仲間たちと組んで「アンサンブル・ド・デュマンシュ」として福島にデビューしました。リコーダー、ガンバ、チェンバロのアンサンブルで、私はチェンバロを担当しました。学生時代苦手だった通奏低音がなんとここですばらしく生かされました!
結婚後は千葉から調布へと移りましたが、子育て期間中もピアノ教師を続けていました。調布へ来てから、娘のピアノの先生ご夫婦がピアノ指導法のサークルを作っており、そこに参加して勉強していく中で、いかに自分が「今まで自分の教わったやり方しか知らなかったのか」ということに気づきました。そこで、仲間たちと新しく指導法を開発し、実践していくようになりました。自分自身も成長も実感しますし、また、「その子」に貢献している喜びを感じながら日々指導にあたっています。
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