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ご挨拶






同 窓 会
  会長  鈴 木  知

このたび、同窓生の皆様かねてよりご要望の「ホームページ」を開設し、同窓会活動の広報を通じて同窓の友同士の心の交流を深め、又同窓会に対するご提言もいただきたいと願っております。


  昨今、国内にはいつ果てるとも知れない不況の嵐、世界的には破壊と報復の戦いにおののくこの新世紀は、私たちの人生には暗い影を落としています。特に海外ご在住の同窓生の皆様は、不安な日々を過ごされたことでしょう。皆様ご無事のご様子で安心いたしました。
  母校は厳しい社会の中、特に少子化が急迫する私学の危機にあって、このような世に、最も望まれる「愛と奉仕」の心を伝える教育理念のもとに宮城学院ならではの人材育成に全力を投じておられます。母校の教育の真価を知る同窓生の私達が心を合わせ、この試練の時代を母校と共に乗り切るべく努力いたしましょう。何卒強力にご支援下さい。

  19世紀の終わりから今21世紀に連なる115年の歴史は、神から任ぜられた多くの教育使者と各世代の同窓生すべてにより、その史実の記録の中で、一貫して母校が世に存在して来た意義が語り継がれてまいりました。母校史上最大の試練「太平洋戦争下の宮城学院」に関する資料が、最近、更に明らかになり、先生、学生、資料室、同窓生連携で、昨年の大学祭で感銘深く展示されました。

  かつて在学した頃とは隔世の事情のうちに、今日刻々に展開する母校の歴史が、後の世まで神のご恩寵のうちに、ゆるぎなく建学の精神を掲げ進まれるよう祈って止みません。

  その使命のため、すべての同窓生の継続的ご協力をお願い申し上げます。充実した日々をお過ごし下さるようお祈り申し上げます。


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