後藤研究室

後藤知子 教授

主に「栄養素」に関する研究テーマを扱います。特に、ミネラルの生理作用や分析に関する課題などについて、ライフステージの影響も考慮しながら取り組みます。具体的なテーマは、相談の上で決定していきますが、各テーマに関する課題設定、論理的思考の展開、最新情報の入手方法、実験手技の習得、ノート記録を重視します。

佐々木研究室

佐々木ルリ子 教授

ゼミでは、特定給食施設における給食経営管理や関連分野について、興味や関心のあることを新聞や雑誌、報告書、論文などから選び、その内容をまとめて発表しています。また、実際に給食施設や食品関連分野を見学して、管理栄養士・栄養士や給食関連の方々の仕事を学び、体験したり、高齢者施設などの行事に参加して、コミュニケーション能力の大切さの理解を深める勉強をしています。

星研究室

星祐二 教授

食品化学(デンプン食品の糊化度評価法など)や食品物性(パン類の膨化性、各種液状食品の流動特性、食品の食感など)に関する研究を研究室のテーマとしています。研究テーマの設定と実験計画の立案、実験手技の習得、データ整理と考察、卒業論文の作成と発表の過程を通して、よりよい食生活を考えられる能力を養います。実際の研究テーマの設定は、受講生が3年次「卒業研究基礎演習」において、各自で取り組んだ課題研究をもとに決定します。

正木研究室

正木恭介 教授

高齢者の割合が増え、介護する家族が少なくなる状況では、早世と障害の予防が大きな戦略となりますが、両者とも食事のデザインが大きなカギとなります。このような背景で、薬に頼らない健康づくりという観点で、さまざまな食事成分が研究され、食品化されています。日本、海外における食事成分の研究および食品の開発状況をインターネット情報や科学雑誌から収集し、21世紀の食生活のあり方について勉強,討論します。

益見研究室

益見厚子 教授

ヒトが健康に生きていくためには毎日体に栄養成分を取り入れることが必須です。通常ヒトが摂取する食物の中には成長のためと体の調子を整える糖、脂質およびタンパク質の三大栄養素を代表とする栄養成分のほか機能食品と呼ばれる食品が含まれています。管理栄養士の基礎知識として食品成分が遺伝子を変化させるメカニズムを勉強します。文献を検索して英語の科学論文を読み生命科学的な演習を行います。

緑川研究室

緑川早苗 教授

私たちは健康に暮らすために、健康診断や検診を受けます。これらの結果に対して個人のレベルでも集団のレベルでも様々な介入がなされます。食生活や栄養も健康の重要な因子であり、健診や検診の結果をうけて個人レベルで食生活を改善したり、集団のレベルで栄養に関する取り組みがなされます。これらの介入は人々の暮らしや社会に影響を与えます。様々な病態に対する食生活や栄養の介入について、多角的に課題を抽出し議論します。

髙橋研究室

髙橋睦子 教授

鎌田研究室

鎌田由香 准教授

ゼミでは、臨床分野の管理栄養士に必要な知識と技術を実践的に学びます。3年次には、栄養アセスメントに基づいたケア計画を立案することを目標に、身体構成成分の測定や献立作成などを行います。また,診療報酬や経腸栄養剤について調べたことをまとめ,発表します。4年次には、病院での実習(実践栄養管理)で担当させていただいた患者様の経過をまとめたり、傷病者や健常人の健康課題についての調査報告を行います。

濟渡研究室

濟渡久美 准教授

食べる機能が低下した方への食事調製について取り組みます。キーワードは、安全に食べるための「食形態」と「おいしさ」になります。食機能に適切に対応した新しい食事調製方法に挑戦してみませんか?ゼミでは、現在の食提供の課題を調べ、解決するための調製方法について取り組んでいきます。主な調製方法は、調理過程をマクロからミクロの視点で捉える分子調理法を用います。

丹野研究室

丹野久美子 准教授

「教育・指導」をキーワードとし、幼児・児童・生徒、アスリート、肥満ややせ、美容などをテーマとして、教育・指導される側とする側の立場より、効果的な指導方法や、指導上の問題点等について研究します。ゼミで求められるのは自ら動いて学ぶこと。学生も様々な実践活動に参加して、栄養教育で重要な「伝える」技術を磨きます。その結果、うまく伝わらなかったとしても、そこから得るものはたくさんあるはずです。