特別教育プログラム

学 会 研 修 会


児童教育学科には、学生と教員が一緒に会員になって、児童教育にかかわる研究を推進し、教養を高め、相互の親睦を深めることを目的とする「宮城学院女子大学児童教育学会」があります。ここでは、教育実践についての研究会や地域を学ぶための研修会、授業技術を習得するためのワークショップ、教員採用試験に向けての勉強会を行うほか、学生・教職員間の親睦を深めるためのさまざまなイベントを実施しています。各種の企画には、いつも、学年を越えて、多くの学科生が参加し、学内では経験できない貴重な時間を過ごす機会となっています。中でも、県内外の文化施設や名所を巡るバスツアーは人気の企画で、皆、毎年楽しみにしています。

6月1日、宮城蔵王周辺の自然・産業を理解するとともに、学会員相互の親睦を図るために2014年6月1日(日)に実施しました。行き先は、蔵王御釜、蔵王酪農センター、白石城。参加者は学生60名(1年生30名、2年生18名、3年生12名)と引率教員5名でした。8時30分に大学出発、17時に大学で解散しました。
蔵王酪農センターで昼にバーベキュー、その後、チーズ作り、バター作り、アイスクリーム作りに挑戦しました。

参加者の感想(3年 Y.M)
初めて参加しましたが、とても楽しく、思い出深い研修会でした。 特に印象に残っているのは、蔵王ハートランドでの動物とのふれあいや、チーズ・バター・アイスクリーム作りです。 大自然の中で普段できない体験をし、新たな発見がたくさんありました。 クラスの友達の新たな一面が見られたことや、他学年の学生と交流して親しくなれたこと、先生方と一緒に体験活動をしたことはとても貴重だったと思います。また、児童教育学科は教師を目指す学生が多く、計画・活動・振り返りの全てを通して、模範となる行動が見られたように感じます。 お互いに高め合い、活気溢れる素敵な学科だと改めて思いました。ここで学んだ多くのことを今後に生かしていきたいです。


参加者の感想(3年 N.H)
児童教育学会研修会を通して、私はたくさんの繋がりと思い出を持ち帰ることが出来ました。児童教育学科は1学年1クラスのため、同じ学年の人たちと関わる機会は多いのですが、後輩や先輩と関わる機会は少なく、この研修会で同じ学科の1年生や2年生と関わり、繋がりを作ることが出来たのが嬉しかったです。バーベキューなど、一緒に何か作業をするという機会もあり、学科の繋がりや絆を十分に深めることが出来たと感じています。普段過ごしている大学という場から離れ、自然や美しい景色、動物たちとの触れ合いや歴史に触れ、学科の人や先生方のまた違った一面を見ることが出来ました。何より、みんなで過ごしたという思い出を得ることが出来たのは、良い経験だったと思います。

 

「OGの現場実践に学ぶ」研修会

学科の就職支援活動の一環として、卒業生を講師に招いて、就活前講座と試験直前対策、就職直前準備講座を実施しています。就活前講座では、卒業生に内定の在学生も加わり、就活の成功事例と失敗事例をもとに必勝策を伝授。就活計画の立案をサポートします。試験直前対策は、試験前の総まとめを先輩たちが現場人の目でチェックしてくれます。先輩のアドバイスと応援で、受験の不安も解消です。就職直前準備講座は、赴任まで二ヶ月の過ごし方を学生と卒業生、教員とで考えるワークショップです。期待と不安が入り交じるこの時期を、先輩からの体験談を聞き、互いに意見交換しながら、それぞれの準備を確認し、社会に臨んでいきます。

エンカウンター・グループ研修会

児童教育学科では「エンカウンター・グループ」を授業や授業以外で行っております。

「エンカウンター」は「出会う」という意味。ですから、「エンカウンター・グループ」とは、「出会いのグループ」という意味です。
誰と出会うのでしょう? まずは周りの仲間の気持ちと出会います。普通は忙しくて、仲間の気持ちを感じてみようなんて思わないで過ごすことが多いのですが、このグループでは、微かに気持を感じることが出来るようになります。そして、周りの仲間の気持ちを感じた後は、いよいよ自分と出会います。いつも自分と出会っている人もいるかもしれませんが、仲間と話し合うことで、いつもは気づかない自分に気づくことがあります。
この二つの出会いを経験すると、生き方に微妙な変化が現れます。
あなたも経験してみませんか?

この春に合宿を実施しました。今回は、参加者の感想を寄せてもらいました。
○参加者の感想 春の合宿では、ゆったりとした空間の中で、自分のことを話したり他者の話に耳を傾けたりすることで、自分と向き合うことができました。自分の中にある苦しい体験や思いを言葉にするのは難しいことですが、少しずつ言葉に出し他者に聞いてもらうことで心の中が整理され、少し自分が見つけられた気がします。また、他者の話を聴いていて、その人の表面から見ただけでは分からない、心の奥に抱えているものが見えてきました。 エンカウンター・グループでは、参加者が自分の体験や思いを引き出し、丁寧に受け止めて聴いてくれるため、とても安心感や嬉しさがあります。この合宿を通し、人の心に寄り添うためには、心の奥にあるものを深く引き出し、受け止めるということが大切であると改めて感じました。(学科3年生)

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